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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は40円安、メガバンクなどが軟調

注目トピックス 市況・概況

【日経平均は40円安、メガバンクなどが軟調】

9時34分現在の日経平均株価は、15907.66円(前日比-40.63円)で推移。日経平均は反落で始まった。15日の米国市場は、連邦公開市場委員会(FOMC)を前に手控える向きが多く売りが先行。スコットランドの独立を問う住民投票に対する警戒感などもあり、高安まちまちだった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比40円安の15840円だったこともあり、利益確定の流れに。セクターでは、情報・通信、電力・ガス、空運、卸売、倉庫・運輸などが小じっかりのスタート。一方で、ゴム製品、不動産、保険、非鉄金属、鉱業、輸送用機器、ガラス・土石、銀行などが冴えない。

売買代金上位では、国際展開する巨大銀行の資本規制が一段と強化されると報じられるなか、メガバンクが軟調。トヨタ<7203>、ミクシィ<2121>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ブリヂストン<5108>、三井不<8801>などが冴えない。一方、中国アリババの仮条件引き上げを受けてソフトバンク<9984>が買い気配からのスタート。そのほか、理化学研究所と先端医療振興財団が世界で初めてiPS細胞を使った患者への移植を実施したとの報道を受けて、バイオ関連の一角が買い先行で始まっている。

【ドル・円は107円17銭付近、米FOMC会合への思惑で下げ渋りか】

ドル・円は107円17銭付近で推移。リスク選好的な円売り・ドル買いは一服しつつあるが、16-17日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で金融政策の指針変更が決定されるとの思惑は後退していない。米国の利上げ時期が早まるとの見方も出ており、ドル・円は底堅い動きを続ける見込み。なお、107円以下には個人勢などのドル買いオーダーが残されているもよう。

■今後のポイント

・107円以下に個人勢などのドル買いオーダー
・米金融政策の指針変更への思惑でドル・円は堅調推移

9時34分時点のドル・円は107円17銭、ユーロ・円は138円69銭、ポンド・円は173円94銭、豪ドル・円は96円79銭付近で推移している。



<KO>

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