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【日経平均は243円安、米国株安で幅広い銘柄が売り先行に】

9時37分現在の日経平均株価は、15839.23円（前日比-243.02円）で推移。日経平均は大幅に下落し、下落幅は200円を超える場面もみられている。1日の米国市場では、NYダウが200ドルを超す大幅な下げとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比240円安の15870円となり、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に売りが先行。東証33業種は全て下げており、その他金融、輸送用機器、証券の下落率は2％を超えている。また、機械、ガラス・土石、空運、情報・通信、電気機器、不動産、非鉄金属、精密機器、金属、鉄鋼など19セクターが1％超の下げとなっている。

売買代金上位ではトヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、村田製<6981>、三井不<8801>、ソニー<6758>、三菱ＵＦＪ<8306>、ホンダ<7267>、キヤノン<7751>、ＮＴＴ<9432>、富士フイルム<4901>、クボタ<6326>などが軟調。一方で、値上がり率上位では、きちり<3082>、ファーマＦ<2929>、アスカネット<2438>、サイバーコム<3852>など中小型が中心。

【ドル・円は109円02銭付近、政府内で過度の円安に対する懸念が浮上】

ドル・円は109円02銭付近で推移。1日の欧米市場でドル・円は108円87銭まで下げており、この水準が目先における下値目途になるとの声が聞かれている。ただ、政府内で過度の円安に対する懸念が浮上しており、新たな円売り材料が提供されない場合、リスク選好的な円売りは抑制されるのではないか、との見方が増えている。

9時37分時点のドル・円は109円02銭、ユーロ・円は137円61銭、ポンド・円は176円44銭、豪ドル・円は95円33銭付近で推移している。



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