NY原油:反落で81.12ドル、ドル高で割高感による売り先行
[14/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
NY原油は反落(NYMEX原油12月限終値:81.12 ↓1.08)。81.75ドルから一時80.80ドルまで下落した。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和の10月終了が決定。また、労働市場の評価が上方修正されたことから早期利上げ観測が浮上、ドルが全面高となっており、原油は割高感による売りが先行した。
11月27日に開催予定の石油輸出国機構(OPEC)総会についても、減産に向かうとの見方は後退したままであり、供給過剰感も引き続き相場の重石になった。ただ、安値をつけた後は、米国の7-9月期GDP速報値の上振れを好感した株高が進んでいたことから、一時81.73ドルまで買い戻される局面もみられた。
<KO>