日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は223円高、ソフトバンクなど主力株が堅調
[14/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は223円高、ソフトバンクなど主力株が堅調】
9時41分現在の日経平均株価は、15882.01円(前日比+223.81円)で推移。日経平均は大幅に続伸して始まった。30日の米国市場は、7-9月期GDP速報値が予想を上回ったほか、主要企業の好決算なども材料視され、NYダウが200ドルを超える上昇となった流れを引き継いだ格好。シカゴ先物は大阪比115円高の15785円だったが、大阪225はこれを超える15840円からのスタート。
売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>、ミクシィ<2121>、ファナック<6954>、富士フイルム<4901>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>、武田薬品<4502>など、主要処は総じて堅調。一方、足元でリバウンドが強まっていたソニー<6758>が軟調。コマツ<6301>なども冴えない。セクターでは精密機器が上昇率トップ。証券、鉄鋼、保険、その他金融、石油・石炭、サービス、陸運などが堅調。半面、ガラス・土石、鉱業、非鉄金属が小安く始まっている。
【ドル・円は109円26銭付近、日銀金融政策決定会合の結果判明待ち】
ドル・円は109円26銭付近で推移。ドル・円は一時109円40銭まで買われており、日経平均株価の大幅上昇を期待した円売りが観測された。日経平均株価は200円超の上昇だが、200円程度の上昇は想定の範囲内との声が聞かれており、市場関係者の関心は株価動向ではなく、日銀の金融政策決定会合に向けられているようだ。
■今後のポイント
・日経平均株価の大幅上昇を意識したドル買い継続
・日銀金融政策決定会合の結果判明までは様子見を続ける投資家が多いとの見方
9時41分時点のドル・円は109円26銭、ユーロ・円は137円70銭、ポンド・円は174円74銭、豪ドル・円は96円40銭付近で推移している。
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