日経平均は270円高、GPIF思惑も支援に上げ幅拡大
[14/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
10時03分現在の日経平均株価は、15928.56円(前日比+270.36円)で推移。米7-9月期GDP速報値の予想上振れや主要企業決算が好感され、30日のNYダウが200ドル超の上昇になった流れを引き継ぎ、日経平均は158円高でスタート。また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、現金など短期資産を除く運用資産のうち、国内株式を25%に上げる見通しと報じられたことも支援材料となり、寄り付き後の日経平均は上げ幅を拡大する展開。
指数寄与度の高いファナック<6954>やファーストリテ<9983>が上げ幅を拡大しているほか、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、日立<6501>、京セラ<6971>、キヤノン<7751>なども堅調。マザーズ指数がマイナス圏に転じており、資金は主力株にシフトしている。
セクター別では、精密機器、証券、陸運、サービス、保険などが上昇する一方、ガラス・土石、非鉄金属が下落。値上がり率上位には、ダイフク<6383>、九電工<1959>、有沢製<5208>、アンリツ<6754>、ヤマトHD<9064>などがランクイン。値下がり率上位には、エンプラス<6961>、EIZO<6737>、クロップス<9428>、ステラケミファ<4109>、MISAWA<1722>などがランクイン。出来高上位には、ユニチカ<3103>、みずほFG<8411>、三菱UFJ<8306>、新日鉄住金<5401>、東芝<6502>などがランクインしている。
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