《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜フィスコ・アナリスト別予想!
[14/11/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【小幅高となる】17200-17350円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一
27日のNY市場はサンクスギビング(感謝祭)のため休場であり、手掛かり材料に欠ける相場展開になりそうだ。海外勢のフローは期待できないため、トレンドも出難いだろう。
ただし、昨日のTOPIXリバランスによる需給イベントが通過したことで、下への仕掛け的な動きはなさそうだ。ボリンジャーバンドでは+1σを割り込んでおり、足元はやや調整。一目均衡表では転換線が支持線として意識されてきそうである。17200-17350円のレンジを想定する。
【小幅安となる】ロシア経済情勢に暗雲=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物の終値(時間外)は前日の225先物比45円高の17295円。為替市場では、ドル・円は117円90銭台、ユーロ・円は147円00銭台(8時00分時点)。米国が感謝祭真っ只中となっているため市場参加者は引続き限定的。薄商いのなか5日移動平均線(17352円)に頭をおさえられた展開となりそうだ。
国内の手掛かり材料に乏しいなか、海外では欧州経済が持ち直しを見せる一方、OPECでの原油減産見送り決定に伴う原油価格の急落でロシアの経済情勢が徐々に緊迫化を迎えよう。足元のRTS指数はウクライナ問題で揺れた3月の年初来安値レベルまで下落している。日本経済にとって、原油価格の下落はポジティブな要因と捉えられる側面もあるが、ロシア経済の弱体化は地政学的にはネガティブ要因となろう。
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