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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は73円高、トヨタや三井住友などが堅調

注目トピックス 市況・概況

【日経平均は73円高、トヨタや三井住友などが堅調】

9時36分現在の日経平均株価は、17994.08円(前日比+73.63円)で推移。日経平均は続伸で始まり、18000円を回復してのスタートとなった。5日の米国市場では、注目された非農業部門雇用者数が予想を大幅に上回ったことが好感され、NYダウは最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円高の18045円だった。ただし、寄り付き前に発表された7-9月期GDP改定値が、年率1.9%減に下方修正された。速報値(1.6%減)から上方修正されるとみられていたこともあり、18000円を回復して始まった後は、利益確定の売りも出やすく、18000円を挟んでの強弱感が対立。

セクターでは、ゴム製品、輸送用機器、証券、不動産、海運、精密機器、繊維などがしっかり。半面、鉱業、空運、水産・農林、その他製品、小売などが小安く始まった。売買代金上位では、トヨタ<7203>、ガンホー<3765>、三井住友<8316>、マツダ<7261>、富士重<7270>、ファナック<6954>などが堅調。一方で、マーベラス<7844>、ソフトバンク<9984>が冴えない。

【ドル・円は121円62銭付近、GDP改定値の下方修正で伸び悩む】

ドル・円は121円62銭付近で推移。ドル・円は一時121円85銭まで買われたが、7-9月期GDP改定値が想定外の下方修正となったことでリスク選好的な円売りは縮小している。株高は継続しているが、日経平均株価の上げ幅が縮小した場合、ドル・円は121円台前半まで下げるのではないか、との声が聞かれている。

■今後のポイント

・7-9月期GDP改定値は想定外の下方修正
・121円以下に顧客筋などのドル買い

9時36分時点のドル・円は121円62銭、ユーロ・円は149円46銭、ポンド・円は189円35銭、豪ドル・円は101円02銭付近で推移している。



<KO>

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