日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は107円高、米国株高や円安を受けて買い先行
[14/12/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は107円高、米国株高や円安を受けて買い先行】
9時31分現在の日経平均株価は、17365.05円(前日比+107.65円)で推移。日経平均は4日ぶりに反発で始まった。予想を上回った小売売上高などが好感された米国市場の上昇や、為替相場の円安の流れを受けて買いが先行した。本日は先物・オプションメジャーSQとなるが、SQ値概算は17281.64円となり、今回は下に幻のSQ値を残している。
セクターでは、精密機器、電力・ガス、電気機器、水産・農林、サービス、医薬品などが上昇。一方で、鉱業、卸売、不動産、食料品、ゴム製品、石油・石炭、小売などが小安く始まった。売買代金上位では、SQに絡んだ商いからファーストリテ<9983>、トヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、キヤノン<7751>など主力処が上位に並んでおり、全般堅調。
【ドル・円は118円91銭付近、株高意識のドル買い観測】
ドル・円は118円91銭付近で推移。株高を意識した短期筋や個人勢などのドル買いが観測されているが、まとまった規模ではないようだ。日経平均株価の上げ幅が拡大した場合、ドル・円は119円50銭付近まで上昇する可能性はあるが、株価に大きな動きがない場合、ドル・円は119円前後でもみ合いを続けるのではないか、との声が聞かれている。
9時31分時点のドル・円は118円91銭、ユーロ・円は147円44銭、ポンド・円は187円03銭、豪ドル・円は98円29銭付近で推移している。
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