NY原油:反落で55.84ドル、米原油在庫の大幅増加で売り先行
[14/12/25]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
NY原油は反落(NYMEX原油2月限終値:55.84 ↓1.28)。55.07ドルまで下落した後、いったん56.16ドルまで上昇した。前日のNY通常取引終了後に米国石油協会(API)が発表した原油在庫統計(先週分)が、予想外かつ大幅な540万バレル増加だったことから、売りが先行。
そして、この日発表された米エネルギー情報局(EIA)週報(週次石油在庫統計)でも、国内全体の在庫がサプライズの726万バレル増加。さらに、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫、ガソリン、留出油の在庫も増加だったことから、売りが強まった。その後、買い戻しが優勢になったが、引け前に失速した。クリスマスイブで短縮取引となり、現地時間午後1時30分に終了。
<KO>