日経平均は年内2営業日で高値を試す【クロージング】
[14/12/26]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
26日の日経平均は小幅に上昇し、10.21円高の17818.96円(出来高概算16億2000万株)で取引を終えた。小幅に続落で始まり、その後は17800円を挟んでの狭いレンジ取引が続いた。欧米市場がクリスマスの祝日で休場となるなか、海外勢のフローは限られており、昨日同様、閑散取引に。
一方で、実質2015年相場入りとなるなか、個人主体の売買は活発。政策期待から緩和メリット銘柄などへの物色が強まっている。日経平均の日中値幅は70円程度だが、東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超え、全体の7割を占めている。
クリスマス休暇明け後の海外勢の動向が注目されることになる。東証1部の出来高は連日で16億株にとどまっていたが、休み明けの海外勢が安倍長期政権を手掛かりに買いを強めてくるようだと、年内2営業日で日経平均の年初来高値更新が意識されそうだ。
また、本日は個人主体による中小型株物色が活況だった。引き続き、掉尾の一振(とうびのいっしん)を意識した売買が期待されるところ。
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