NY原油:続落で53.61ドル、リビア供給懸念後退やドル高で売り優勢
[14/12/30]
提供元:株式会社フィスコ
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NY原油は続落(NYMEX原油2月限終値:53.61 ↓1.12)。55.60ドルから52.90ドルまで下落した。リビア国営石油会社が、「リビア最大の石油積出港で炎上していた貯蔵タンク6基のうち、3基が鎮火」と発表したことを受け、リビアの供給懸念が後退し、売りが優勢になった。
また、ギリシャ政局に絡む欧州金融不安の再燃懸念からユーロ安・ドル高傾向となり、割高感が強まった。さらに、NYダウが下落に転じたことなども、原油の売り圧力になった。
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