日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は120円安、証券株などに利益確定の動き
[14/12/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は120円安、証券株などに利益確定の動き】
9時39分現在の日経平均株価は、17609.49円(前日比-120.35円)で推移。日経平均は小幅に続落して始まった。ギリシャでの次期大統領を選ぶ3回目の投票は、政府・与党の擁立候補の就任が否決された。米国市場などは底堅かったが、大阪225先物はシカゴ清算値を下回ってスタート。
セクターでは、東レ<3402>が「BMWに炭素繊維」との報道を受けて3日続伸となるなか、繊維が上昇率トップ。そのほか、空運、鉱業、ゴム製品、その他製品、情報・通信、金属製品、倉庫・運輸などがしっかり。一方で、3年連続での大引け高値の望みは薄れ、証券には利益確定の動き。医薬品、その他金融、化学、精密などが利食い先行に。
【ドル・円は120円65銭付近、株安は特に意識されず】
ドル・円は120円65銭付近で推移。日経平均は軟調スタートだが、株安は特に意識されていないようだ。仲値時点のドル需要はやや多いとの見方があり、ドル・円は120円60銭付近で下げ渋る可能性がある。ただし、お昼頃にかけて一部輸出企業がドル売りを実行するとの声が聞かれており、お昼頃にかけてドル・円の上値は若干重くなる可能性がある。
■今後のポイント
・株安は材料視されず
・お昼ごろにかけて一部輸出企業がドル売り実行との見方
9時39分時点のドル・円は120円65銭、ユーロ・円は146円71銭、ポンド・円は187円16銭、豪ドル・円は98円17銭で推移している。
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