日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は213円安、年末年始の米国株安を嫌気
[15/01/05]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は213円安、年末年始の米国株安を嫌気】
9時37分現在の日経平均株価は、17236.96円(前日比-213.81円)で推移。日経平均は続落で始まった。年末年始の米国市場は予想を下回る経済指標の影響もあって利食い優勢となるなど、米国株安が嫌気されてのスタートに。セクターでは、空運が上昇して始まったほかは、32業種が下げて始まっており、鉱業、海運、証券、ゴム製品、情報・通信、銀行、陸運、その他金融、不動産、機械などが冴えない。
売買代金上位では、全般軟調な中で、東電<9501>、日本電産<6594>、FFRI<3692>、富士フイルム<4901>がしっかり。また、日経平均、TOPIXが下落して始まる一方で、マザーズ、JASDAQは上昇しており、個人主体の物色に。値上がり率上位では、美樹工業<1718>、ディア・ライフ<3245>、MRT<6034>、鉱研工<6297>など新興市場の銘柄が上位を占めている。
【ドル・円は120円07銭付近、リスク回避的な円買い・ドル売り観測】
ドル・円は120円07銭付近で推移。日経平均株価の下げ幅拡大を嫌気したリスク回避的な円買い・ドル売りが観測されている。120円付近には短期筋などのドル買いオーダーが残されており、ドル・円は120円付近で下げ渋る可能性が高いとみられているが、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は120円40銭付近で上げ渋るのではないか、との声が聞かれている。
■今後のポイント
・株安を意識したリスク回避的な円買い継続
・120円付近に短期筋などのドル買いオーダー
9時37分時点のドル・円は120円07銭、ユーロ・円は143円71銭、ポンド・円は183円81銭、豪ドル・円は97円18銭で推移している。
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