NY株式:ダウは130ドル安、原油安で続落も引けにかけて下げ幅縮小
[15/01/07]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
6日の米国株式相場は下落。ダウ平均は130.01ドル安の17371.64、ナスダックは59.84ポイント安の4592.74で取引を終了した。引き続き欧州への警戒感が根強いほか、12月ISM非製造業景況指数や11月製造業受注など冴えない経済指標が相次いだこともあり売りが先行。日中原油価格が1バレル47ドル台まで下落したことでダウ平均が一時230ドル安となる場面もあったが、引けにかけては下げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、不動産や食品・生活必需品小売が上昇する一方、銀行や半導体・半導体製造装置が下落した。
アパレルのマイケル・コース・ホールディングス(KORS)がクレディスイスの投資判断引き下げで下落。石油サービスのヘラクレス・オフショア(HERO)は原油価格の下落を受けて売られた。一方で、ウェブサービスのAOL(AOL)は通信会社のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)による買収の可能性を報じられ上昇。
マーケット終了後に半導体メモリのマイクロン・テクノロジー(MU)が発表した9-11月期決算は、一株利益(調整後)が予想を上回ったものの、売上高は下振れ、時間外取引で下落している。
(Horiko Capital Management LLC)
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