NY為替:ドル・円は118円80銭、セントルイス連銀総裁発言などでドル買い優勢
[15/01/21]
提供元:株式会社フィスコ
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20日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は118円25銭へ下落後、118円87銭まで反発し118円80銭で引けた。予想を下振れた米国の1月NAHB住宅市場指数で一時ドル売りが優勢となった。しかし、ブラード・セントルイス連銀総裁が米ウォ?ルストリートジャーナル紙とのインタビューで「連邦準備制度理事会(FRB)が計画通りに金融政策の正常化を開始することが重要」としたためドル買いが優勢になったほか、日本の追加緩和観測に伴う円売りも再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1605ドルから1.1541ドルへ下落し1.1550ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)が米連邦準備制度理事会(FRB)型の量的緩和(QE)を導入するとの思惑、ギリシャの総選挙を控えて依然野党が優勢との世論調査結果を嫌ったユーロ売りが続いた。ユーロ円は137円62銭から136円87銭へ下落した。ポンド・ドルは、1.5200ドルから1.5145ドルへ下落した。ドル・スイスは、0.8686フランから0.8792フランまで上昇した。
[経済指標]
米・1月NAHB住宅市場指数:57(予想:58、12月:58←57)
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