日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は39円高、三井住友FGなどが堅調
[15/02/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は39円高、三井住友FGなどが堅調】
9時29分現在の日経平均株価は、18824.90円(前日比+39.11円)で推移。日経平均は続伸で始まった。米国市場は原油先物相場の急落が嫌気される一方で、ハイテク企業のM&Aやアップルの上昇などが材料視された。シカゴ日経225先物は大阪比70円高の18870円となり、これにサヤ寄せする格好から始まった。また、ドル・円が前日からやや円安に振れていることも材料視された格好か。
セクターではその他金融、保険、食料品、医薬品、銀行、輸送用機器、不動産、証券などがしっかり。一方で、倉庫・運輸、陸運、金属、ガラス、繊維などが小安く始まった。原油相場は急落となったが、国際帝石<1605>などは小幅な下げにとどまっている。売買代金上位では、トヨタ<7203>、三井住友FG<8316>、オリックス<8591>、JT<2914>、大塚家具<8186>などが堅調。一方で、ソフトバンク<9984>、ソニー<6758>、シリコンスタジオ<3907>、ホンダ<7267>が冴えない。
【ドル・円は119円24銭付近、利食い目的とみられるドル売り観測】
ドル・円は119円24銭近辺で推移。26日の欧米市場でドルは119円50銭まで買われたが、東京市場では利食い目的とみられるドル売りが観測されており、ドルはやや上げ渋り。米長期金利の上昇や日本のインフレ率鈍化はドル買い材料になるとみられているが、現時点でリスク選好的なドル買い・円売りのフローは増えていないもよう。
9時29分時点のドル・円は119円24銭、ユーロ・円は133円65銭、ポンド・円は183円91銭、豪ドル・円は93円17銭で推移している。
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