NY為替:ドル・円は120円11銭、2月中古住宅販売成約指数の予想上振れなどでドル買い優勢
[15/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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30日のニューヨーク外為市場で、ドル・円は119円80銭から120円23銭まで上昇し120円11銭で引けた。月末、期末に向けた実需のドル買い、米国の2月コアPCE価格指数の予想外の上昇、予想を上振れた2月中古住宅販売成約指数などを受けてドル買いが優勢となった。また、中国が成長を押し上げるために追加刺激策を導入するとの期待にリスク選好の円売りが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.0864ドルから1.0810ドルへ下落し1.0833ドルで引けた。ツィプラス・ギリシャ首相が返済のために「債務再編が必要」と議会で発言するなど、救済策の条件となっている改革リストに関する国際債権者との協議が難航しているためギリシャの流動性懸念を受けたユーロ売りが上値を抑制。ユーロ・円は、129円77銭から130円18銭へ上昇。ポンド・ドルは、1.4753ドルへ下落後、1.4843ドルへ上昇した。ドル・スイスは、0.9620フランから0.9689フランへ上昇した。
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