NY原油:続落で48.68ドル、イラン協議の進展思惑で売り継続
[15/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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NY原油は続落(NYMEX原油5月限終値:48.68 ↓0.19)。49.16ドルを高値に、一時47.61ドルまで下落した。イラン核協議(「枠組み合意」の交渉期限は31日)について、「重要な前進(ロシア外務次官)」との一部報道がみられ、合意すれば、制裁解除にともないイランからの原油輸出が増加する、との思惑から売りが優勢になった。
ただ、そうしたなかにも、「ロシアのラブロフ外相は、協議をいったん離れる計画」と伝えられ、一時買い戻しが強まったもよう。また、その後も、欧州株高に続いて、米国株価指数が上昇しており(NYダウ一時295ドル高)、原油相場の下げ渋りにつながった可能性。ケリー米国務長官は、「協議は31日も継続」と述べた。
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