日経平均後場寄り付き&為替概況:日経平均は37円高、先物主導で再度プラス転換
[15/03/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【日経平均は37円高、先物主導で再度プラス転換】
12時57分現在の日経平均株価は、19445.15円(前日比+33.75円)で推移。日経平均は前引け値を下回って始まり、その後本日の安値を更新している。ランチタイムの225先物は19420-19440円辺りでのこう着が続いていたが、現物の後場寄付きが近づくにつれて、19340円まで下げ幅を拡大させていた。昼のバスケットは買い越しとの観測。円相場は1ドル120円15銭辺りと横ばい推移に。
指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>が下げ幅を広げているほか、塩野義<4507>、エーザイ<4523>、TDK<6762>などが軒並み下げ幅を広げており、インデックスに絡んだ売りと観測される。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに上昇しているが、小型株指数の強さが目立つ。セクターではガラス土石、金属製品、その他金融、電力ガス、建設、機械、鉱業、その他金融がしっかり。半面、陸運、倉庫運輸、食料品、医薬品、水産農林、小売などが小安い。
なお、後場寄り付き後は一時19332.93円まで下落したものの、先物主導で再度プラス圏に切り返す展開になっている。
【ドル・円は120円25銭付近、年度末で動意に乏しい展開】
ドル・円は120円25銭付近で推移。ドル・円は、年度末で動意に乏しい展開の中、本邦機関投資家による3月期末決算のリパトリ(外貨建て資産売却・円買い)で上げ渋る展開。ユーロ・ドルは、1.0816ドルから1.0845ドルで推移。ギリシャ債務問題への警戒感から上げ渋る展開。
12時57分時点のドル・円は120円25銭、ユーロ・円は129円94銭、ポンド・円は177円77銭、豪ドル・円は91円70銭で推移。上海総合指数は、3790.81(前日比+0.11%)で前引け。
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