7日の米国市場ダイジェスト:ダウは82ドル高、雇用統計への楽観的な見方広がる
[15/05/08]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
■NY株式:ダウは82ドル高、雇用統計への楽観的な見方広がる
NYダウ ナスダック
終値 :17924.06 終値 :4945.54
前日比:+82.08 前日比:+25.90
始値 :17840.25 始値 :4917.75
高値 :17973.07 高値 :4957.12
安値 :17796.94 安値 :4914.53
7日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は82.08ドル高の17924.06、ナスダックは25.90ポイント高の4945.54で取引を終了した。原油相場の下落やドイツ国債利回りの上昇を受けて、朝方はもみ合う展開となった。週間新規失業保険申請件数が市場予想より減少したことで、明日の雇用統計に楽観的な見方が広がり緩やかに上昇する展開となった。セクター別では、不動産や運輸が上昇する一方でエネルギーやメディアが下落した。
中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は、好決算を受け上昇し、同社株を保有する検索サイトのヤフー(YHOO)も買われている。口コミサイトのイェルプ(YELP)は、身売り検討が報じられ堅調推移。航空大手のデルタ・エアラインズ(DAL)やアメリカン航空(AAL)などは原油相場の下落を受け上昇。一方で、スーパーマーケットチェーンのホールフーズ(WFM)は、決算で売上高が市場予想を下回り、下落した。
明日発表される雇用統計では、非農業部門雇用者数23万人増、失業率は5.4%が予想されている。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は119円75銭、予想下振れの失業保険申請件数を好感
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円12銭から119円86銭まで下落し、119円75銭で引けた。米国の先週分新規失業保険申請件数が予想を下振れたため、米4月雇用統計への警戒感を受けたドル売りが後退した。
ユーロ・ドルは、1.1314ドルから1.1237ドルまで下落し、1.1266ドルで引けた。欧州の債券利回りの上昇が一段落したこと、ギリシャ支援協議への根強い懸念にユーロ売り再開となった。ユーロ・円は134円21銭へ下落後、135円14銭まで反発。ポンド・ドルは、総選挙への警戒感に1.5168ドルへ下落後、1.5274ドルまで反発した。ドル・スイスは、0.9139フランから0.9227フランまで上昇した。
■NY原油:反落で58.94ドル、米需給思惑などで売り優勢に
NY原油は反落(NYMEX原油6月限終値:58.94↓1.99)。60.86ドルから58.49ドルまで下落した。米エネルギー情報局(EIA)が発表したとされる今年の米国原油需給見通しで、生産が6.3%増加するのに対して、需要の伸びが1.7%にとどまるとの見方が示され、売り材料になったもよう。
それをきっかけに、8日(金)の米4月雇用統計の発表を控えて、いったん利益確定の売りが優勢になった可能性がある。また、7日発表の米新規失業保険申請件数を好感したドル高推移に、割高感による売りも重なったとみられる。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 16.24ドル -0.05ドル(-0.31%)
モルガン・スタンレー(MS) 37.54ドル +0.49ドル(+1.32%)
ゴールドマン・サックス(GS)197.39ドル +1.14ドル(+0.58%)
インテル(INTC) 32.24ドル +0.02ドル(+0.08%)
アップル(AAPL) 125.26ドル +0.77ドル(+0.62%)
グーグル(GOOG) 530.70ドル +6.48ドル(+1.24%)
フェイスブック(FB) 78.43ドル -0.56ドル(+0.42%)
キャタピラー(CAT) 86.43ドル +0.33ドル(-0.64%)
アルコア(AA) 13.71ドル +0.04ドル(+0.29%)
ウォルマート(WMT) 78.03ドル +0.38ドル(+0.49%)
スプリント(S) 4.73ドル -0.11ドル(-2.27%)
<NO>
NYダウ ナスダック
終値 :17924.06 終値 :4945.54
前日比:+82.08 前日比:+25.90
始値 :17840.25 始値 :4917.75
高値 :17973.07 高値 :4957.12
安値 :17796.94 安値 :4914.53
7日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は82.08ドル高の17924.06、ナスダックは25.90ポイント高の4945.54で取引を終了した。原油相場の下落やドイツ国債利回りの上昇を受けて、朝方はもみ合う展開となった。週間新規失業保険申請件数が市場予想より減少したことで、明日の雇用統計に楽観的な見方が広がり緩やかに上昇する展開となった。セクター別では、不動産や運輸が上昇する一方でエネルギーやメディアが下落した。
中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)は、好決算を受け上昇し、同社株を保有する検索サイトのヤフー(YHOO)も買われている。口コミサイトのイェルプ(YELP)は、身売り検討が報じられ堅調推移。航空大手のデルタ・エアラインズ(DAL)やアメリカン航空(AAL)などは原油相場の下落を受け上昇。一方で、スーパーマーケットチェーンのホールフーズ(WFM)は、決算で売上高が市場予想を下回り、下落した。
明日発表される雇用統計では、非農業部門雇用者数23万人増、失業率は5.4%が予想されている。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドル・円は119円75銭、予想下振れの失業保険申請件数を好感
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円12銭から119円86銭まで下落し、119円75銭で引けた。米国の先週分新規失業保険申請件数が予想を下振れたため、米4月雇用統計への警戒感を受けたドル売りが後退した。
ユーロ・ドルは、1.1314ドルから1.1237ドルまで下落し、1.1266ドルで引けた。欧州の債券利回りの上昇が一段落したこと、ギリシャ支援協議への根強い懸念にユーロ売り再開となった。ユーロ・円は134円21銭へ下落後、135円14銭まで反発。ポンド・ドルは、総選挙への警戒感に1.5168ドルへ下落後、1.5274ドルまで反発した。ドル・スイスは、0.9139フランから0.9227フランまで上昇した。
■NY原油:反落で58.94ドル、米需給思惑などで売り優勢に
NY原油は反落(NYMEX原油6月限終値:58.94↓1.99)。60.86ドルから58.49ドルまで下落した。米エネルギー情報局(EIA)が発表したとされる今年の米国原油需給見通しで、生産が6.3%増加するのに対して、需要の伸びが1.7%にとどまるとの見方が示され、売り材料になったもよう。
それをきっかけに、8日(金)の米4月雇用統計の発表を控えて、いったん利益確定の売りが優勢になった可能性がある。また、7日発表の米新規失業保険申請件数を好感したドル高推移に、割高感による売りも重なったとみられる。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 16.24ドル -0.05ドル(-0.31%)
モルガン・スタンレー(MS) 37.54ドル +0.49ドル(+1.32%)
ゴールドマン・サックス(GS)197.39ドル +1.14ドル(+0.58%)
インテル(INTC) 32.24ドル +0.02ドル(+0.08%)
アップル(AAPL) 125.26ドル +0.77ドル(+0.62%)
グーグル(GOOG) 530.70ドル +6.48ドル(+1.24%)
フェイスブック(FB) 78.43ドル -0.56ドル(+0.42%)
キャタピラー(CAT) 86.43ドル +0.33ドル(-0.64%)
アルコア(AA) 13.71ドル +0.04ドル(+0.29%)
ウォルマート(WMT) 78.03ドル +0.38ドル(+0.49%)
スプリント(S) 4.73ドル -0.11ドル(-2.27%)
<NO>