《一読必須》今日の日経平均はこうなる〜
[15/05/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【小幅高となる】10連騰の背景にCS有り=フィスコ田代 昌之
円建てCME先物は前日の225先物比15円高の20585円。為替市場では、ドル・円が123円70銭台、ユーロ・円が135円70銭台(8時00分時点)。日経平均は27年ぶりに10連騰していることで、市場関係者の関心は日経平均が終値ベースで上がるか下がるかだけに向かっている。連騰記録は上昇率が関係ないことから過熱感を図るには難しいが、高値更新の綺麗な上昇トレンドが出来ていることから、サイコロジカルなどオシレーター系のテクニカル指標で判断すると火傷する地合いに。昨日は上海総合指数が6.5%もの急落となったが、ナイト・セッションの動きを見る限り、日本株への先高感は異常なほど強い。
昨日発表された投資部門別では、現物と先物合算で外国人が1兆0509億円の圧倒的な買い越しとなった。売り手は引続き個人投資家で、信託銀行は小幅がら8週ぶりに買い越しに転じている。日本株上昇の背景には常に外国人投資家がいる。先物市場は商い閑散だったが、15日から22日にかけてクレディ・スイスはTOPIX先物を9000枚ほど買戻している(15日時点、1万0690枚の売り越し、22日時点1148枚の売り越し)。数字以外の動きもあるので断言できないが、同社の買いが今回の上昇相場の一つの要因との見方もできよう。
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