個別銘柄戦略:物色の方向感には欠ける、セクターリバランスなど中心か
[15/06/18]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
米FOMCを受けて、金融引締めのペースは想定よりも緩やかになるとの見方が強まる状況となっている。EU財務相会合や日銀決定会合なども控えてはいるが、やや安心感が優勢になっていく可能性も高いと見られる。一方、物色の手掛かり材料は極めて乏しい状況である。インバウンド関連にも短期的な出尽し感などが警戒されるところ。新興市場中心のネットセキュリティ関連などには引き続き関心が続くか。バルチック指数の上昇など海運セクターの反発のきっかけにつながるかも注目。電力、不動産、商社などにアナリスト評価のリバランスの動きなどが観測されている。
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