NY為替:ドル・円は119円70銭、米政府機関閉鎖の懸念緩和も経済への懸念くすぶる
[15/09/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円16銭まで上昇後、119円54銭へ反落し119円70銭で引けた。米国の9月消費者信頼感指数が予想外に上昇したこと。また、スイスの資源商社グレンコアが「支払能力に関する問題はない」と表明し金融不安が緩和、米国の政府機関閉鎖が回避できる可能性もでてきたことで、リスク回避の動きが後退しドル買い、円売りが一時優勢となった。その後、米国8月の財(goods)の貿易統計(速報値)で赤字が拡大、輸出が大幅に減少したため米国経済への懸念が浮上し、債券利回り低下に伴うドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは、1.1194ドルへ下落後、1.1268ドルまで反発し1.1255ドルで引けた。予想を下振れたドイツのインフレ指標でユーロ売りが優勢となったのち、米国経済への警戒感を受けたドル売りが再燃。ユーロ・円は、134円28銭まで下落後、134円86銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.5129ドルへ下落後、1.5171ドルまで上昇。ドル・スイスは、0.9742フランから0.9692フランへ下落した。
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ユーロ・ドルは、1.1194ドルへ下落後、1.1268ドルまで反発し1.1255ドルで引けた。予想を下振れたドイツのインフレ指標でユーロ売りが優勢となったのち、米国経済への警戒感を受けたドル売りが再燃。ユーロ・円は、134円28銭まで下落後、134円86銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.5129ドルへ下落後、1.5171ドルまで上昇。ドル・スイスは、0.9742フランから0.9692フランへ下落した。
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