ユーロ週間見通し:弱含みか、ECBによる追加緩和観測は後退せず
[16/02/27]
提供元:株式会社フィスコ
提供元:株式会社フィスコ
注目トピックス 市況・概況
■軟調推移、ユーロ圏のインフレ率鈍化などが嫌気される
先週のユーロ・ドルは軟調推移。ユーロ圏の1月消費者物価指数改定値が予想を下回ったことや、ドイツ経済の先行きについて慎重な見方が増えたことが要因。欧州諸国の債務問題に対する投資家の懸念も残されており、週後半はリスク回避的なユーロ売り・ドル買いが活発となった。取引レンジは1.0912ドル-1.1135ドル。
■上値の重い展開か、米追加利上げ観測が再浮上
今週のユーロ・ドルは上値の重い展開となりそうだ。米追加利上げ観測が再浮上していることから、短期筋などのユーロ買い・米ドル売りは縮小する見通し。米雇用統計の改善が期待されていることもユーロ相場の反発を抑える一因となりそうだ。
予想レンジ:1.0800ドル−1.1050ドル
■対円レートは弱含み、ユーロ安・米ドル高の影響受ける
先週のユーロは対円で弱含みとなった。ユーロ圏のインフレ率鈍化への懸念があることや、米追加利上げ期待で投資家のユーロ売り・米ドル買いが増えたことが要因。ユーロは一時122円46銭まで下落した。ただし、米ドル・円相場が円安方向に振れたことで対円レートの下げ幅はやや縮小した。取引レンジは122円46銭-125円56銭。
■弱含みか、ECBによる追加緩和観測は後退せず
今週のユーロ・円は弱含みか。英国の欧州連合(EU)離脱への懸念は残されており。この影響でリスク選好的なユーロ買いは抑制される見込み。欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測もユーロ反発を抑える要因となる。ただし、欧米諸国の株価が上昇した場合、ユーロを買い戻す動きが広がる可能性がある。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・2月29日:2月消費者物価指数(前年比予想:+0.1%)
・3月1日:1月失業率(予想:10.4%)
・3月3日:1月小売売上高(前月比予想:+0.1%)
予想レンジ:122円00銭-126円00銭
<FA>
先週のユーロ・ドルは軟調推移。ユーロ圏の1月消費者物価指数改定値が予想を下回ったことや、ドイツ経済の先行きについて慎重な見方が増えたことが要因。欧州諸国の債務問題に対する投資家の懸念も残されており、週後半はリスク回避的なユーロ売り・ドル買いが活発となった。取引レンジは1.0912ドル-1.1135ドル。
■上値の重い展開か、米追加利上げ観測が再浮上
今週のユーロ・ドルは上値の重い展開となりそうだ。米追加利上げ観測が再浮上していることから、短期筋などのユーロ買い・米ドル売りは縮小する見通し。米雇用統計の改善が期待されていることもユーロ相場の反発を抑える一因となりそうだ。
予想レンジ:1.0800ドル−1.1050ドル
■対円レートは弱含み、ユーロ安・米ドル高の影響受ける
先週のユーロは対円で弱含みとなった。ユーロ圏のインフレ率鈍化への懸念があることや、米追加利上げ期待で投資家のユーロ売り・米ドル買いが増えたことが要因。ユーロは一時122円46銭まで下落した。ただし、米ドル・円相場が円安方向に振れたことで対円レートの下げ幅はやや縮小した。取引レンジは122円46銭-125円56銭。
■弱含みか、ECBによる追加緩和観測は後退せず
今週のユーロ・円は弱含みか。英国の欧州連合(EU)離脱への懸念は残されており。この影響でリスク選好的なユーロ買いは抑制される見込み。欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測もユーロ反発を抑える要因となる。ただし、欧米諸国の株価が上昇した場合、ユーロを買い戻す動きが広がる可能性がある。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・2月29日:2月消費者物価指数(前年比予想:+0.1%)
・3月1日:1月失業率(予想:10.4%)
・3月3日:1月小売売上高(前月比予想:+0.1%)
予想レンジ:122円00銭-126円00銭
<FA>