ポケモノミクス一服もピーク形成とみるには早い【クロージング】
[16/07/20]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
20日の日経平均は7営業日ぶりに反落。41.42円安の16681.89円(出来高概算18億6000万株)で取引を終了した。欧米市場が小動きで推移するなか、足元の急ピッチの上昇に対する利益確定の流れが先行。もっとも、底堅さは意識されており、売り一巡後は16600円処でのこう着をみせている。午後に入ると再び16600円を下回る場面をみせたが押し目買い意欲は強く、大引けにかけて下げ幅を縮めている。
午前中には東証1部の値下がり数が6割を占めていたが、大引けでは値上がり数が上回っている。セクターでは建設、不動産、陸運、情報通信、食料品、水産農林、医薬品、サービスが堅調。一方で任天堂<7974>が4営業日ぶりに反落となり、その他製品が下落率トップに。任天堂は売買代金トップで過去最大を更新している。その他、証券、鉱業、鉄鋼、銀行、海運が一服。
日経平均は7日ぶりに反落となったが、4営業日連続で陽線を形成しており、押し目買い意欲の強さが意識される。また、ポケモノミクス相場を主導する任天堂は上げ一服となるものの、売買代金は過去最大を更新する大商いだった。当然の一服との見方であり、まだピーク形成とみるには早いだろう。
また、円相場はやや円高に推移していたが、株式市場の底堅い値動きのなか、1ドル106円台に乗せて推移しており、一方向の円高は考えづらい状況のようだ。日経平均は価格帯別出来高で強弱感が対立しやすい水準ではあるが、引けにかけて再び抵抗線を捉えてきており、足元、突破を意識したスタンスとなろう。
<AK>
午前中には東証1部の値下がり数が6割を占めていたが、大引けでは値上がり数が上回っている。セクターでは建設、不動産、陸運、情報通信、食料品、水産農林、医薬品、サービスが堅調。一方で任天堂<7974>が4営業日ぶりに反落となり、その他製品が下落率トップに。任天堂は売買代金トップで過去最大を更新している。その他、証券、鉱業、鉄鋼、銀行、海運が一服。
日経平均は7日ぶりに反落となったが、4営業日連続で陽線を形成しており、押し目買い意欲の強さが意識される。また、ポケモノミクス相場を主導する任天堂は上げ一服となるものの、売買代金は過去最大を更新する大商いだった。当然の一服との見方であり、まだピーク形成とみるには早いだろう。
また、円相場はやや円高に推移していたが、株式市場の底堅い値動きのなか、1ドル106円台に乗せて推移しており、一方向の円高は考えづらい状況のようだ。日経平均は価格帯別出来高で強弱感が対立しやすい水準ではあるが、引けにかけて再び抵抗線を捉えてきており、足元、突破を意識したスタンスとなろう。
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