個別銘柄戦略:手掛かり材料乏しく戻りも限定的に
[16/08/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
米国市場は上昇も、為替がやや円高に反転していることで、前日に上昇した分の反動が想定される。ただ、日銀のETF買い入れなどに対する思惑から、売り一巡後は下げ渋る動きとなっていこう。一方、手掛かり材料難から、物色の方向性が見出しにくい。前日の米国市場では、金融株や素材株が上昇しているものの、マイナス金利の深掘り懸念、原油市況下落などを背景に、東京市場でこうしたセクターには期待感が高まりにくいか。業績関連やレーティング変更なども目立ったものは少ない状況である。引け後には、TOPIXとJPX日経400のリバランスが実施される。TOPIXに組み入れられるLINEの動向には関心が高まる見通し。JPX日経400では、ダイフク、ルネサス、JAL、オリコなどに資金流入が見込まれている。
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