NY金先物週間見通し:リバウンド一服の公算、メール問題の広がりには留意も
[16/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■NY金先物
安値:1,260.10ドル
高値:1,285.40ドル
終値:1,276.80ドル
前週末比(騰落率):0.72%
■もみ合い、緩やかなリバウンドにとどまる
もみ合い。大幅下落の反動が続くも緩やかなリバウンドにとどまっている。米国の12月利上げの方向性が定まりつつある中、積極的な上値追いは限られる状況に。なお、週末にはクリントン大統領候補の電子メール問題で米連邦捜査局が調査と伝わり、一時上げ幅を広げた。
■リバウンド一服の公算、メール問題の広がりには留意も
想定レンジ:1,240.00〜1,290.00ドル
リバウンド一服の公算。米連邦公開市場委員会が開催され、声明文で12月利上げ実施が示唆されるようなら、あらためて戻り売り圧力が強まろう。また、今週の米経済指標が相次ぎ上振れれば、来年の利上げペースの早まりなども意識される。一方、クリントン氏のメール問題が広がりを見せれば、リスクオフの金買い余地も。
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