個別銘柄戦略:決算後のアク抜けを意識したスタンスで
[16/10/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
米連邦捜査局(FBI)がヒラリー候補への捜査を再開すると明らかにしたことを嫌気した週末の米株安のほか、石油輸出国機構(OPEC)の事務レベルの打ち合わせは物別れに終わったことなどもあり、利食い優勢の展開になろう。また、本格化している決算については本日も300社を超える企業が予定しており、月末要因もあって積極的には手がけづらいところ。決算を受けた市場反応には強弱感が明確に表れており、方向感が掴みづらい面もあり、見極めムードに。
物色は決算を手掛かりとした個別対応になりやすく、方向性としては決算後のアク抜けを意識したスタンスで臨みたいところであろう。先週末の決算では通期上方修正を発表した東京エレク<8035>のほか、ポケモンGOの課金収入が3ヵ月で630億円と伝えられるなか、任天堂<7974>など、関連銘柄への関心が高まりそうである。
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