15日の米国市場ダイジェスト:ダウは54ドル高、原油高を好感(訂正)
[16/11/16]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
15日の米国市場ダイジェスト:ダウは54ドル高、原油高を好感
■NY株式:ダウは54ドル高、原油高を好感
NYダウ ナスダック
終値 :18923.06 終値 :5275.62
前日比:+54.37 前日比:+57.23
始値 :18858.21 始値 :5241.35
高値 :18925.26 高値 :5287.06
安値 :18806.06 安値 :5236.25
15日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は54.37ドル高の18923.06、ナスダックは57.23ポイント高の5275.62で取引を終了した。朝方は「トランプ銘柄」である金融株を中心に利益確定の売りが広がる一方で、下落していたハイテク株に買い戻しの動きが広がった。その後は原油相場の大幅上昇が好感され、引けにかけて緩やかに上昇する展開となった。10月の輸入物価指数や小売売上高は予想を上振れたものの、株価への影響は限定的だった。セクター別では、エネルギーや電気通信サービスが上昇する一方で不動産や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
原油相場の上昇を受けてサウスウエスタン・エナジー(SWN)やチェサピーク・エナジー(CHK)などエネルギー関連会社が堅調推移。ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社のバークシャー・ハサウェイによる新規取得が報じられた、アメリカン航空(AAL)やデルタ航空(DAL)など航空株が軒並み買われた。ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)や通信大手のベライゾン(VZ)には買い戻しが入り、上昇した。一方で、スポーツ用品小売のディックス・スポーティング・グッズ(DKS)は、翌四半期の業績見通しが予想を下振れ、大幅下落となった。
ボストン連銀総裁は12月の利上げが適切であるほか、トランプ政権が大規模な財政支出を行う場合には連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを行うとの認識を示した。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドルは109円台に上昇、米12月利上げ観測などでドル買い加速
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円20銭から109円34銭まで上昇し、109円21銭で引けた。この日発表された米国の10月小売売上高、輸入物価指数、11月NY連銀製造業景気指数がいすれも予想を上回ったため12月の利上げ観測が一段と強まりドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.0770ドルから1.0714ドルへ下落して1.0722ドルで引けた。欧米金利差拡大の思惑が一段と強まり、投資家などのユーロ売り・ドル買いが続いた。ユーロ・円は、116円45銭から117円22銭へ上昇。ドル高・円安の進行に連れる展開となった。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2380ドルへ下落後、一時1.2515ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9984フランから1.0025フランへ上昇した。米金利先高観が台頭し、リスク選好のドル買いが優勢となった。
■NY原油:大幅反発で45.81ドル、産油国高官による減産合意に向けた動きを好感
NY原油は大幅反発(NYMEX原油12月限終値:45.81↑2.49)。高値は4時29分の45.91ドル、安値は23時05分の44.38ドル。石油輸出国機構(OPEC)の有力産油国であるサウジアラビアと、非加盟国のロシアのエネルギー相が今週にも、減産について話し合うためカタールで会う可能性が高いと伝わった。減産合意に向けた動きが材料視されて買戻しが優勢となった。
日足チャートでは、200日移動平均線(43.6ドル水準)からの反発で、100日移動平均線(46.1ドル水準)まで値を戻している。月末のOPEC総会に向けては、産油国関係者のコメントなどに振らされやすい。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 20.16ドル +0.080ドル(+0.40%)
モルガン・スタンレー(MS) 40.00ドル +0.650ドル(+1.65%)
ゴールドマン・サックス(GS)211.19ドル +2.010ドル(+0.96%)
インテル(INTC) 34.91ドル +0.430ドル(+1.25%)
アップル(AAPL) 107.11ドル +1.400ドル(+1.32%)
アルファベット(GOOG) 775.16ドル +21.94ドル(+2.91%)
フェイスブック(FB) 117.20ドル +2.120ドル(+1.84%)
キャタピラー(CAT) 94.44ドル +0.270ドル(+0.29%)
アルコア(AA) 30.21ドル +0.590ドル(+1.99%)
ウォルマート(WMT) 71.42ドル +0.930ドル(+1.32%)
スプリント(S) 7.74ドル +0.240ドル(+3.20%)
<NO>
■NY株式:ダウは54ドル高、原油高を好感
NYダウ ナスダック
終値 :18923.06 終値 :5275.62
前日比:+54.37 前日比:+57.23
始値 :18858.21 始値 :5241.35
高値 :18925.26 高値 :5287.06
安値 :18806.06 安値 :5236.25
15日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は54.37ドル高の18923.06、ナスダックは57.23ポイント高の5275.62で取引を終了した。朝方は「トランプ銘柄」である金融株を中心に利益確定の売りが広がる一方で、下落していたハイテク株に買い戻しの動きが広がった。その後は原油相場の大幅上昇が好感され、引けにかけて緩やかに上昇する展開となった。10月の輸入物価指数や小売売上高は予想を上振れたものの、株価への影響は限定的だった。セクター別では、エネルギーや電気通信サービスが上昇する一方で不動産や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。
原油相場の上昇を受けてサウスウエスタン・エナジー(SWN)やチェサピーク・エナジー(CHK)などエネルギー関連会社が堅調推移。ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社のバークシャー・ハサウェイによる新規取得が報じられた、アメリカン航空(AAL)やデルタ航空(DAL)など航空株が軒並み買われた。ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)や通信大手のベライゾン(VZ)には買い戻しが入り、上昇した。一方で、スポーツ用品小売のディックス・スポーティング・グッズ(DKS)は、翌四半期の業績見通しが予想を下振れ、大幅下落となった。
ボストン連銀総裁は12月の利上げが適切であるほか、トランプ政権が大規模な財政支出を行う場合には連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを行うとの認識を示した。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ドルは109円台に上昇、米12月利上げ観測などでドル買い加速
15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円20銭から109円34銭まで上昇し、109円21銭で引けた。この日発表された米国の10月小売売上高、輸入物価指数、11月NY連銀製造業景気指数がいすれも予想を上回ったため12月の利上げ観測が一段と強まりドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.0770ドルから1.0714ドルへ下落して1.0722ドルで引けた。欧米金利差拡大の思惑が一段と強まり、投資家などのユーロ売り・ドル買いが続いた。ユーロ・円は、116円45銭から117円22銭へ上昇。ドル高・円安の進行に連れる展開となった。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2380ドルへ下落後、一時1.2515ドルまで上昇した。ドル・スイスは、0.9984フランから1.0025フランへ上昇した。米金利先高観が台頭し、リスク選好のドル買いが優勢となった。
■NY原油:大幅反発で45.81ドル、産油国高官による減産合意に向けた動きを好感
NY原油は大幅反発(NYMEX原油12月限終値:45.81↑2.49)。高値は4時29分の45.91ドル、安値は23時05分の44.38ドル。石油輸出国機構(OPEC)の有力産油国であるサウジアラビアと、非加盟国のロシアのエネルギー相が今週にも、減産について話し合うためカタールで会う可能性が高いと伝わった。減産合意に向けた動きが材料視されて買戻しが優勢となった。
日足チャートでは、200日移動平均線(43.6ドル水準)からの反発で、100日移動平均線(46.1ドル水準)まで値を戻している。月末のOPEC総会に向けては、産油国関係者のコメントなどに振らされやすい。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 20.16ドル +0.080ドル(+0.40%)
モルガン・スタンレー(MS) 40.00ドル +0.650ドル(+1.65%)
ゴールドマン・サックス(GS)211.19ドル +2.010ドル(+0.96%)
インテル(INTC) 34.91ドル +0.430ドル(+1.25%)
アップル(AAPL) 107.11ドル +1.400ドル(+1.32%)
アルファベット(GOOG) 775.16ドル +21.94ドル(+2.91%)
フェイスブック(FB) 117.20ドル +2.120ドル(+1.84%)
キャタピラー(CAT) 94.44ドル +0.270ドル(+0.29%)
アルコア(AA) 30.21ドル +0.590ドル(+1.99%)
ウォルマート(WMT) 71.42ドル +0.930ドル(+1.32%)
スプリント(S) 7.74ドル +0.240ドル(+3.20%)
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