NY為替:ドルは117円台でもみあう展開、米経済指標は強弱混在
[16/12/23]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、117円88銭へ上昇後、117円27銭まで下落し、117円55銭で引けた。米7-9月期GDP確定値が予想を上回ったことを好感して一時ドル買いが強まった。しかし、その後発表された住宅価格指数、個人消費支出(PCE)のコアデフレーター、景気先行指数が予想を下回ったため、ポジション調整的なドル売りが観測された。ただ、米債利回りの低下が一服したことやNYダウの下げ幅が縮小したことから、ドルは下げ渋った。
ユーロ・ドルは、1.0429ドルから1.0499ドルまで上昇したが、1.0438ドルに戻して引けた。イタリアのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行が市場から十分な資金を得られず、増資計画を断念したと発表したためイタリアの金融システムへの不安にユーロ売りが再燃した。ユーロ・円は、123円20銭へ上昇後、122円66銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2348ドルから1.2277ドルへ下落した。ドル・スイスは、1.0263フランから1.0219フランまで下落した。
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ユーロ・ドルは、1.0429ドルから1.0499ドルまで上昇したが、1.0438ドルに戻して引けた。イタリアのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ銀行が市場から十分な資金を得られず、増資計画を断念したと発表したためイタリアの金融システムへの不安にユーロ売りが再燃した。ユーロ・円は、123円20銭へ上昇後、122円66銭まで下落。ポンド・ドルは、1.2348ドルから1.2277ドルへ下落した。ドル・スイスは、1.0263フランから1.0219フランまで下落した。
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