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今週の【JASDAQ市場】3月21日〜24日『週末は堅調な値動き、アエリア、セリアに関心』

注目トピックス 市況・概況


【中小型に物色向かう、ほぼ日やアエリアは利益確定売り優勢】21日(火)

■概況■3048.39、+20.84
21日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexは反発、JASDAQ-TOP20は続伸となった。値上がり数は354、値下がり数は266、変わらずは83。20日の米国市場は高安まちまち、為替は朝方に1ドル=112円台前半まで強含むなど円高に振れていたこともあり、日経平均は売り先行でスタート。一方、JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。その後も終日中小型株への物色が優位となり、マザーズ指数と揃って順調に上げ幅を広げる展開となった。


◆注目銘柄◆
遠州トラック<9057>がストップ高で上昇率トップ。引き続き18年3月期の業績期待の他、Amazon関連をはやした買いが向かったようだ。ケアサービス<2425>は北京市に介護事業の合弁会社を設立するとの発表が材料視された。NIC<5742>は17年3月期の業績予想の上方修正や増配を好感。ハビックス<3895>は18年3月期の業績期待を背景に物色が向かった。ソレキア<9867>は前週末に続き、富士通<6702>によるTOB価格3500円にサヤ寄せする流れ。その他、ヒューマンHD<2415>、清和中央HD<7531>、カッシーナ<2777>などが上昇率上位にランクイン。

一方、下落率トップは前週末比11%安のほぼ日<3560>。17日には一時5480円まで買われるも、本日は利益確定に押される。アエリア<3758>も足元の上昇に対する利食いが優勢。nms<2162>は17年3月期の業績予想の下方修正が売り材料に。その他、フォーバルRS<9423>、ナガオカ<6239>、AKIBA<6840>などが下落率上位にランクイン。 JASDAQ-TOP20では、ハーモニック<6324>、平田機工<6258>の上げ目立つ。その他、セプテーニ<4293>、クルーズ<2138>、ユビキタス<3858>、インフォコム<4348>、フェローテック<6890>、夢真HD<2362>などが堅調。一方、田中化研<4080>、ベクター<2656>などが軟調。


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【反落、円高メリットとしてセリアには関心も】22日(水)

■概況■3023.85、-24.54
22日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexは反落、JASDAQ-TOP20は続伸となった。値上がり数は118、値下がり数は538、変わらずは58。トランプ政権の先行き懸念が強まったことで、21日の米国市場はNYダウが237ドル安と今年最大の下げ幅となった。その他、円高進行もあり日経平均は大幅続落スタート。JASDAQ平均もこの流れで、売り先行で取引を開始。その後3034.96円まで下げ幅を縮める場面もあったが、終日軟調な値動きとなった。


◆注目銘柄◆
アンドール<4640>がストップ高で上昇率トップ。2次元CADシステム「CADSUPER Lite 2017」を27日に発売するとの発表が材料視された。ヤマザキ<6147>は浮動株少なく値を飛ばす。エプコ<2311>は東京電力EPと省エネリフォーム事業を目的とした業務提携及び共同出資会社の設立に向けた検討を開始することで基本合意したと発表し、関心が向かった。ケアサービス<2425>は北京市に介護事業の合弁会社を設立するとの発表を引き続き材料視。共同ピーアール<2436>は昨年来高値を更新。佐藤渡辺<1807>は、17年3月期の業績予想の上方修正と期末配当予想の増額が好感され、後場に急伸している。ソレキア<9867>には、佐々木ベジ氏が富士通<6702>のTOBに対抗しTOB価格を2800円から3700円に引き上げたことで思惑買いが向かった。その他、GFA<8783>、清和中央HD<7531>、ウイルプラスHD<3538>などが上昇率上位にランクイン。

一方、下落率トップは前日比7%安のオールアバウト<2454>。大引けにかけて一段安となり、25日線を割り込んでいる。フジタコーポ<3370>は足元の上昇に対する利食い優勢の流れに。ユークス<4334>は「AR performers」が期待材料だが、25日線が上値抵抗線として意識されている。その他、夢テクノロジー<2458>、ナガオカ<6239>、アイケイ<2722>などが下落率上位にランクイン。

JASDAQ-TOP20では、円高メリット銘柄としてセリア<2782>に関心が向かった。その他、ハーモニック<6324>、インフォコム<4348>は前日比3%高、セプテーニ<4293>は売り先行も切り返す動きに。一方、ベクター<2656>、田中化研<4080>、クルーズ<2138>、メイコー<6787>、ユビキタス<3858>、ザインエレクトロニクス<6769>などが軟調。


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【小幅高、アエリアは信用規制の強化が重しに】23日(木)

■概況■3025.86、+2.01
23日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexは反発、JASDAQ-TOP20は反落となった。値上がり数は318、値下がり数は305、変わらずは84。日経平均は、「森友学園」の籠池氏の証人喚問が意識されていた他、為替が円高方向に振れていたこともあり、方向感が掴みにくいなか買い先行でスタート。JASDAQ平均も同様に小幅ながら買い先行で取引を開始。3032.95円まで上昇するも、オバマケア代替法案を巡る採決を控えていることもあり、その後は前日終値付近での推移となった。


◆注目銘柄◆
ケアサービス<2425>がストップ高で上昇率トップ。引き続き中国での合弁会社設立などを材料視し、3日連続のストップ高となった。共同PR<2436>は、割安感などから強い値動きが続き、トリケミカル<4369>は高値を更新している。フォーサイド<2330>は25日線の突破を試す展開。ネクストジェン<3842>は、トヨタ自<7203>とNTT<9432>の提携報道を受けて5G関連として物色が向かった。その他、タツモ<6266>、平賀<7863>、鈴茂器工<6405>などが上昇率上位にランクイン。

一方、下落率トップは前日比15%安のフェローテック<6890>。第3者割当による新株予約権の発行で約96億円を調達すると発表。希薄化率が最大で19.42%となることから、希薄化懸念が先行。本日から信用規制の臨時措置が解除されたJHD<2721>は、25日線水準まで調整。2次元CADシステム「CADSUPER Lite 2017」を27日に発売するとの発表が材料視され前日ストップ高となったアンドール<4640>は、利益確定売りが優勢に。前日に値を飛ばしたヤマザキ<6147>は、本日は一転して利食いに押された。アエリア<3758>は本日からの信用規制の強化が重しとなった。その他、遠州トラック<9057>、清和中央HD<7531>、大谷工業<5939>などが下落率上位にランクイン。

JASDAQ-TOP20では、円高メリット銘柄として前日関心が向かったセリア<2782>が本日も買われる。その他、インフォコム<4348>、田中化研<4080>、メイコー<6787>、エン・ジャパン<4849>などが堅調。一方、ベクター<2656>、デジタルガレージ<4819>などが軟調。


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【終日堅調な値動き、アエリアはイベント控えて期待感高まる】24日(金)

■概況■3040.98、+15.12
24日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexは続伸、JASDAQ-TOP20は反発となった。値上がり数は389、値下がり数は225、変わらずは82。前日に日経平均が19000円を割り込んだことで、売り一巡感も意識されていたことから、JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。その後は、オバマケアの代替法案が可決されるとの見方が市場に広がった他、森友学園問題に関する政治リスクが和らいだことも安心感に繋がり、上げ幅を広げる展開となった。


◆注目銘柄◆
ケアサービス<2425>がストップ高で上昇率トップ。引き続き中国での合弁会社設立などを材料視し、4日連続のストップ高となった。フジタコーポ<3370>は、足元で調整を見せていたが本日は関心再燃。FCHD<6542>は、東日本・中日本・西日本高速道路が実施した、高速道路における逆走対策技術の公募に同社傘下企業とアスカネット<2438>の共同提案が選定されたことでストップ高に。ウェッジHD<2388>は、タイ上場子会社のGLが、ホンダオートバイの包括代理店であるHONDA NCXとの新規提携により、未開拓市場であるミャンマーでファイナンスサービスを拡大すると発表し急騰。両毛システムズ<9691>は、4月に都市ガスの小売り全面自由化を控え、関心が向かったもよう。アイフリーク<3845>は、海南島のVR体験館開発などで中国企業と業務提携するとの発表が材料視された。アエリア<3758>は、スマホゲーム「A3!」でのイベント配信『春組第二回公演 不思議の国の青年アリス』を控えて期待感が高まる流れに。その他、ウイルプラス<3538>、第一化成<4235>、不二精機<6400>などが上昇率上位にランクイン。

一方、下落率トップは前日比8%安のJHD<2721>。本日から空売り規制の対象となっている。遠州トラック<9057>や共同ピーアール<2436>は足元の上昇に対する利食いの流れ。オプトエレク<6664>は、17年11月期第1四半期の大幅営業減益が嫌気された。その他、ANAP<3189>、ナガオカ<6239>、野村マイクロ<6254>、ほぼ日<3560>などが下落率上位にランクイン。

JASDAQ-TOP20では、セリア<2782>が連日買われた他、インフォコム<4348>は業績面の安定感を評価する動きで上げ目立つ。その他、ユビキタス<3858>、田中化研<4080>、ハーモニック<6324>などが軟調。一方、フェローテック<6890>、デジタルガレージ<4819>、夢真HD<2362>、日本マクドナルド<2702>、ザイン<6769>などが堅調。


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