【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家「兜町放浪記」氏:仮想通貨関連株に短期資金が向かう
[17/05/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家兜町放浪記氏(ブログ「兜町放浪記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2017年5月31日9時に執筆
最近、買い物をしてレジで財布を開こうとする時に必ずといって良いほど「Tポイントカ−ドはお持ちですか?」と聞かれる。コンビニに限ったことと思いきや、小売りス−パ−からデパ−トのレストラン街でも耳にする。
私はクレジットカ−ド派で現金は1万円も持ち歩けば事足りる。コツコツとポイント集めることには余念が無いほうだから、日常の生活物資の購入から、毎月の生命保険料、新聞代までほとんどカ−ドで落とす。
そんな私でもTポイントカ−ドには縁が無くここまできていた。しかしあまりに「Tポイントカ−ドを〜」とレジで尋ねられるので、コンビニでおにぎりを買うだけでも「塵も積もれば・・・・・」と感じることが増えてきてついに保有してしまった。
買い物をするたびに「ポイント商法」というか「ポイント社会」、「ポイント消費」を実感するのだ。「そうだ、これもフィンテックの一部だろう」となる。ポイント=仮想通貨であり、どこででも貯められ、使える。しかもコインや紙に落とせない画面上だけの決済が可能だし2倍・3倍・10倍と勝手にプレミアを付加することさえできる。仮想通貨・フィンテックは株式市場に限ったネタではなくとっくに日常に入り込んでいる。貯蓄好きの国民性も定着に一役買っていそうだ。
最近の報道で「ビットコイン」を中心とする仮想通貨市場が急騰・急落しているという。それにつれて仮想通貨に絡む運営・管理・決済・セキュリティといった関連銘柄には短期資金が向かっている。「仮想通貨」「フィンテック」「ブロックチェ−ン」といえばこれまで何回もテ−マ株物色の主役を張ったことのある買い材料である。
悪く言えば過去の材料の蒸し返しと言えなくも無いが、そのとき賑わったものが「夢をもう一度」と騒がしくなるのは個人投資家にとっては取り組みやすい。直近でもGMOクラウド<3788>、インフォテリア<3853>、マーチャント<3121>、リミックスポイント<3825>、フィスコ<3807>、ASJ<2351>など、前回の「フィンテック人気」でひと相場形成したメンバ−が値上がり上位に顔を出している。明日からの6月相場は仮想通過関連株に注目したい。
個別株では、仮想通過関連株として物色された過去のある銘柄の出遅れ株を研究するのが面白いタイミングだろう。同関連株の中からブロックチェ−ンの実証実験に成功しているインフォテリア<3853>、約1年前に大相場を演じたJIG-SAW<3914>、ポイントサービスでビットコインとの交換を可能としているリアルワールド<3691>などが人気を集めそうだ。
執筆者名:兜町放浪記
ブログ名:兜町放浪記
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※2017年5月31日9時に執筆
最近、買い物をしてレジで財布を開こうとする時に必ずといって良いほど「Tポイントカ−ドはお持ちですか?」と聞かれる。コンビニに限ったことと思いきや、小売りス−パ−からデパ−トのレストラン街でも耳にする。
私はクレジットカ−ド派で現金は1万円も持ち歩けば事足りる。コツコツとポイント集めることには余念が無いほうだから、日常の生活物資の購入から、毎月の生命保険料、新聞代までほとんどカ−ドで落とす。
そんな私でもTポイントカ−ドには縁が無くここまできていた。しかしあまりに「Tポイントカ−ドを〜」とレジで尋ねられるので、コンビニでおにぎりを買うだけでも「塵も積もれば・・・・・」と感じることが増えてきてついに保有してしまった。
買い物をするたびに「ポイント商法」というか「ポイント社会」、「ポイント消費」を実感するのだ。「そうだ、これもフィンテックの一部だろう」となる。ポイント=仮想通貨であり、どこででも貯められ、使える。しかもコインや紙に落とせない画面上だけの決済が可能だし2倍・3倍・10倍と勝手にプレミアを付加することさえできる。仮想通貨・フィンテックは株式市場に限ったネタではなくとっくに日常に入り込んでいる。貯蓄好きの国民性も定着に一役買っていそうだ。
最近の報道で「ビットコイン」を中心とする仮想通貨市場が急騰・急落しているという。それにつれて仮想通貨に絡む運営・管理・決済・セキュリティといった関連銘柄には短期資金が向かっている。「仮想通貨」「フィンテック」「ブロックチェ−ン」といえばこれまで何回もテ−マ株物色の主役を張ったことのある買い材料である。
悪く言えば過去の材料の蒸し返しと言えなくも無いが、そのとき賑わったものが「夢をもう一度」と騒がしくなるのは個人投資家にとっては取り組みやすい。直近でもGMOクラウド<3788>、インフォテリア<3853>、マーチャント<3121>、リミックスポイント<3825>、フィスコ<3807>、ASJ<2351>など、前回の「フィンテック人気」でひと相場形成したメンバ−が値上がり上位に顔を出している。明日からの6月相場は仮想通過関連株に注目したい。
個別株では、仮想通過関連株として物色された過去のある銘柄の出遅れ株を研究するのが面白いタイミングだろう。同関連株の中からブロックチェ−ンの実証実験に成功しているインフォテリア<3853>、約1年前に大相場を演じたJIG-SAW<3914>、ポイントサービスでビットコインとの交換を可能としているリアルワールド<3691>などが人気を集めそうだ。
執筆者名:兜町放浪記
ブログ名:兜町放浪記
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