今週の【JASDAQ市場】11月6日〜10日『日経平均とおおむね連動した動き』
[17/11/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
【小幅続落、下落率トップは18%安の五洋インテックス】6日(月)
■概況■3705.73、-2.16
6日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は小幅続落、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは反発となった。値上がり数は282、値下がり数は376、変わらずは53。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。しかし、買いが続かず寄り付き後はじりじりと上げ幅を縮める展開に。日経平均がマイナス圏に転じるとJASDAQ平均も同様の流れとなった。
◆注目銘柄◆
大木ヘルスHD<3417>がストップ高で上昇率トップ。シダー<2435>は上期予想の上方修正が好感された。なお、営業利益見通しは従来の2.45億円から3.16億円へと引き上げている。和井田<6158>はストップ高。18年3月期の上期及び通期業績予想の修正と増配発表が材料視された。なお、上期営業利益見通しは従来の1.49億円から2.15億円へ、通期では4.50億円から6.27億円へと引き上げた。また、年間配当予想は14円から18円に修正。
ヤマザキ<6147>もストップ高。上期の営業利益予想を従来の0.46億円から0.66億円に引き上げると発表している。シンクレイヤ<1724>もストップ高。第2四半期決算とともに、通期予想を上方修正している。第2四半期累計の営業損益は1.51億円の黒字(前年同期は0.83億円の赤字)に転換して着地した。また、通期営業利益見通しは従来の2.40億円から3.00億円へと引き上げ。
アズジェント<4288>は急伸。インターネットに常時接続した「コネクテッドカー」のセキュリティーにスタートアップ企業が商機を見いだしていると一部メディアが報じており、この記事のなかで取り上げられていることを材料視する向きもあったようだ。その他、不二硝子<5212>、山田コンサル<4792>、イメージ情報開発<3803>、エムケイシステム<3910>などが上昇率上位にランクイン。
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【続落、下落率トップは12%安のフライングG】7日(火)
■概況■3701.20、-4.53
7日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は続落、J-Stock Indexは反落、JASDAQ-TOP20は続伸となった。値上がり数は273、値下がり数は356、変わらずは76。JASDAQ平均は売り先行で取引を開始。寄り付き後も下げ幅を広げたものの、日経平均が強さを見せたこともあり、3696.51円を安値に下げ渋った。後場は下げ幅を縮小してのスタート。しかし、資金が相対的に1部銘柄に向かっていたこともあり、プラス圏を回復できずに取引を終えている。
◆注目銘柄◆
国際チャート<3956>がストップ高で上昇率トップ。同社の他、カーディナル<7855>もストップ高。ファーストリテ<9983>が傘下のカジュアル衣料店ユニクロなどで取り扱う国内外の全商品にICタグを取り付けると一部メディアが報じており、国際チャートやカーディナルなどICタグ関連とされている銘柄に物色が向かった。ビーマップ<4316>は、決算説明会資料を受けてJR東日本企画などとの新会社への期待感が再燃。
シンクレイヤ<1724>は好決算を受けた買いが継続。大塚家具<8186>はTKP<3479>との業務・資本提携を行うとの発表が材料視された。TKPが運営する施設に係るインテリアの企画や同社が所有・賃借する物件でのTKPによる貸会議室事業の運営などを行うようだ。その他、不二硝子<5212>、ヤマザキ<6147>、京極運輸<9073>、アイケイ<2722>などが上昇率上位にランクイン。
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【反発、前日に続きICタグ関連に物色継続】8日(水)
■概況■3710.23、+9.03
8日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexは反発、JASDAQ-TOP20は続伸となった。値上がり数は327、値下がり数は315、変わらずは62。JASDAQ平均は小幅ながら売り先行で取引を開始。利食いが広がった日経平均が下げ渋ったことで、JASDAQ平均も3696.04円を安値に切り返す展開に。相対的に資金は前日に続き1部銘柄に向かったものの、後場もじりじりと上げ幅を広げる展開となった。
◆注目銘柄◆
大木ヘルスHD<3417>がストップ高で上昇率トップ。麻生フオーム<1730>には短期資金が向かったもよう。前日に続き国際チャート<3956>、カーディナル<7855>、オプトエレクト<6664>などICタグ関連とされている銘柄に物色が継続。フルヤ金属<7826>は、通期計画に対して高進捗スタートとなった第1四半期決算が評価された。博展<2173>は、従来予想(2.30億円の赤字)を大幅に上振れる上期の黒字転換決算に加え通期予想の大幅上方修正で関心を集めた。
独フォルクスワーゲン(VW)と米グーグルが「量子コンピューター」分野で提携すると7日に発表したこともあり、エヌエフ回路<6864>など量子コンピューター関連の一角にも物色が見られた。その他、京極運輸<9073>、小倉クラッチ<6408>、伊豆シャボテン<6819>、パシフィックS<3847>などが上昇率上位にランクイン。
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【反落、下落率トップは18%安の国際チャート】9日(木)
■概況■3695.26、-14.97
9日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は反落、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20は続伸となった。値上がり数は215、値下がり数は430、変わらずは66。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。日経平均が節目の23000円を突破後に上昇ピッチを強めた流れもあり、JASDAQ平均もジリ高の展開となったが、3725.18円を高値に上げ一服となった。後場半ばには日経平均が急速に崩れたこともあり、JASDAQ平均もマイナス転換。なお、大引けにかけては下げ幅を縮小する動きを見せている。
◆注目銘柄◆
トミタ電機<6898>がストップ高で上昇率トップ。出遅れのEV関連株として短期資金が向かったとの指摘も。エン・ジャパン<4849>は、18年3月期上期決算と通期予想の上方修正が好感された他、ジェフリーズ証券が目標株価を4200円から5050円に引き上げたことも支援材料に。東栄リーファ<9133>はMBO(経営陣による買収)実施に伴い、公開買付価格600円にサヤ寄せする展開に。
博展<2173>は、引き続き上期の黒字転換に加え通期予想の大幅上方修正を評価した買いが継続。FA関連として物色されていた日特エンジ<6145>は、上期及び通期予想の上方修正をきっかけに物色再燃。その他、麻生フオーム<1730>、ビーマップ<4316>、ユニバーサル<6425>、五洋インテックス<7519>などが上昇率上位にランクイン。
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【反発、新都ホールディングスが一時ストップ高で上昇率トップ】10日(金)
■概況■3701.48、+6.22
10日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は反発、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20は反落となった。値上がり数は316、値下がり数は325、変わらずは67。JASDAQ平均は売り先行で取引を開始。その後は終日、日経平均とおおむね連動した値動きとなった。なお、大引けにかけてJASDAQ平均は小幅ながらプラス圏を回復している。
◆注目銘柄◆
新都ホールディングス<2776>が一時ストップ高で上昇率トップ。第三者割当増資による債務超過解消期待から関心を集めた。シイエム・シイ<2185>は、人工知能の開発を手掛けるシミュラティオが実施する第三者割当増資を引受け株式を取得すると発表。アテクト<4241>は、大幅経常増益となった上期決算が評価されたようだ。新報国鉄<5542>は17年12月期の通期予想を上方修正したことが好感された。
UTグループ<2146>は上場来高値更新。第2四半期決算を発表している。市場コンセンサス及び事前の観測報道もおおむね同水準でサプライズはないが、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では営業利益率の改善をポジティブと評価しているようだ。その他、ディーエムエス<9782>、ピクセルCZ<2743>、昭和真空<6384>、シンデンハイテ<3131>などが上昇率上位にランクイン。
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■概況■3705.73、-2.16
6日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は小幅続落、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは反発となった。値上がり数は282、値下がり数は376、変わらずは53。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。しかし、買いが続かず寄り付き後はじりじりと上げ幅を縮める展開に。日経平均がマイナス圏に転じるとJASDAQ平均も同様の流れとなった。
◆注目銘柄◆
大木ヘルスHD<3417>がストップ高で上昇率トップ。シダー<2435>は上期予想の上方修正が好感された。なお、営業利益見通しは従来の2.45億円から3.16億円へと引き上げている。和井田<6158>はストップ高。18年3月期の上期及び通期業績予想の修正と増配発表が材料視された。なお、上期営業利益見通しは従来の1.49億円から2.15億円へ、通期では4.50億円から6.27億円へと引き上げた。また、年間配当予想は14円から18円に修正。
ヤマザキ<6147>もストップ高。上期の営業利益予想を従来の0.46億円から0.66億円に引き上げると発表している。シンクレイヤ<1724>もストップ高。第2四半期決算とともに、通期予想を上方修正している。第2四半期累計の営業損益は1.51億円の黒字(前年同期は0.83億円の赤字)に転換して着地した。また、通期営業利益見通しは従来の2.40億円から3.00億円へと引き上げ。
アズジェント<4288>は急伸。インターネットに常時接続した「コネクテッドカー」のセキュリティーにスタートアップ企業が商機を見いだしていると一部メディアが報じており、この記事のなかで取り上げられていることを材料視する向きもあったようだ。その他、不二硝子<5212>、山田コンサル<4792>、イメージ情報開発<3803>、エムケイシステム<3910>などが上昇率上位にランクイン。
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【続落、下落率トップは12%安のフライングG】7日(火)
■概況■3701.20、-4.53
7日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は続落、J-Stock Indexは反落、JASDAQ-TOP20は続伸となった。値上がり数は273、値下がり数は356、変わらずは76。JASDAQ平均は売り先行で取引を開始。寄り付き後も下げ幅を広げたものの、日経平均が強さを見せたこともあり、3696.51円を安値に下げ渋った。後場は下げ幅を縮小してのスタート。しかし、資金が相対的に1部銘柄に向かっていたこともあり、プラス圏を回復できずに取引を終えている。
◆注目銘柄◆
国際チャート<3956>がストップ高で上昇率トップ。同社の他、カーディナル<7855>もストップ高。ファーストリテ<9983>が傘下のカジュアル衣料店ユニクロなどで取り扱う国内外の全商品にICタグを取り付けると一部メディアが報じており、国際チャートやカーディナルなどICタグ関連とされている銘柄に物色が向かった。ビーマップ<4316>は、決算説明会資料を受けてJR東日本企画などとの新会社への期待感が再燃。
シンクレイヤ<1724>は好決算を受けた買いが継続。大塚家具<8186>はTKP<3479>との業務・資本提携を行うとの発表が材料視された。TKPが運営する施設に係るインテリアの企画や同社が所有・賃借する物件でのTKPによる貸会議室事業の運営などを行うようだ。その他、不二硝子<5212>、ヤマザキ<6147>、京極運輸<9073>、アイケイ<2722>などが上昇率上位にランクイン。
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【反発、前日に続きICタグ関連に物色継続】8日(水)
■概況■3710.23、+9.03
8日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、J-Stock Indexは反発、JASDAQ-TOP20は続伸となった。値上がり数は327、値下がり数は315、変わらずは62。JASDAQ平均は小幅ながら売り先行で取引を開始。利食いが広がった日経平均が下げ渋ったことで、JASDAQ平均も3696.04円を安値に切り返す展開に。相対的に資金は前日に続き1部銘柄に向かったものの、後場もじりじりと上げ幅を広げる展開となった。
◆注目銘柄◆
大木ヘルスHD<3417>がストップ高で上昇率トップ。麻生フオーム<1730>には短期資金が向かったもよう。前日に続き国際チャート<3956>、カーディナル<7855>、オプトエレクト<6664>などICタグ関連とされている銘柄に物色が継続。フルヤ金属<7826>は、通期計画に対して高進捗スタートとなった第1四半期決算が評価された。博展<2173>は、従来予想(2.30億円の赤字)を大幅に上振れる上期の黒字転換決算に加え通期予想の大幅上方修正で関心を集めた。
独フォルクスワーゲン(VW)と米グーグルが「量子コンピューター」分野で提携すると7日に発表したこともあり、エヌエフ回路<6864>など量子コンピューター関連の一角にも物色が見られた。その他、京極運輸<9073>、小倉クラッチ<6408>、伊豆シャボテン<6819>、パシフィックS<3847>などが上昇率上位にランクイン。
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【反落、下落率トップは18%安の国際チャート】9日(木)
■概況■3695.26、-14.97
9日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は反落、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20は続伸となった。値上がり数は215、値下がり数は430、変わらずは66。JASDAQ平均は買い先行で取引を開始。日経平均が節目の23000円を突破後に上昇ピッチを強めた流れもあり、JASDAQ平均もジリ高の展開となったが、3725.18円を高値に上げ一服となった。後場半ばには日経平均が急速に崩れたこともあり、JASDAQ平均もマイナス転換。なお、大引けにかけては下げ幅を縮小する動きを見せている。
◆注目銘柄◆
トミタ電機<6898>がストップ高で上昇率トップ。出遅れのEV関連株として短期資金が向かったとの指摘も。エン・ジャパン<4849>は、18年3月期上期決算と通期予想の上方修正が好感された他、ジェフリーズ証券が目標株価を4200円から5050円に引き上げたことも支援材料に。東栄リーファ<9133>はMBO(経営陣による買収)実施に伴い、公開買付価格600円にサヤ寄せする展開に。
博展<2173>は、引き続き上期の黒字転換に加え通期予想の大幅上方修正を評価した買いが継続。FA関連として物色されていた日特エンジ<6145>は、上期及び通期予想の上方修正をきっかけに物色再燃。その他、麻生フオーム<1730>、ビーマップ<4316>、ユニバーサル<6425>、五洋インテックス<7519>などが上昇率上位にランクイン。
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【反発、新都ホールディングスが一時ストップ高で上昇率トップ】10日(金)
■概況■3701.48、+6.22
10日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均は反発、J-Stock Index、JASDAQ-TOP20は反落となった。値上がり数は316、値下がり数は325、変わらずは67。JASDAQ平均は売り先行で取引を開始。その後は終日、日経平均とおおむね連動した値動きとなった。なお、大引けにかけてJASDAQ平均は小幅ながらプラス圏を回復している。
◆注目銘柄◆
新都ホールディングス<2776>が一時ストップ高で上昇率トップ。第三者割当増資による債務超過解消期待から関心を集めた。シイエム・シイ<2185>は、人工知能の開発を手掛けるシミュラティオが実施する第三者割当増資を引受け株式を取得すると発表。アテクト<4241>は、大幅経常増益となった上期決算が評価されたようだ。新報国鉄<5542>は17年12月期の通期予想を上方修正したことが好感された。
UTグループ<2146>は上場来高値更新。第2四半期決算を発表している。市場コンセンサス及び事前の観測報道もおおむね同水準でサプライズはないが、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では営業利益率の改善をポジティブと評価しているようだ。その他、ディーエムエス<9782>、ピクセルCZ<2743>、昭和真空<6384>、シンデンハイテ<3131>などが上昇率上位にランクイン。
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