個人投資家・株大臣福ちゃん:芥川賞直木賞関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】
[18/01/12]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株大臣福ちゃん」氏(ブログ「株大臣福ちゃんの株会議」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2018年1月11日13時に執筆
芥川賞・直木賞はいずれも優れた文学作品に贈られる賞で、それぞれ年2回発表がある。選考会も近づいてきており、直木賞・芥川賞の受賞候補作への注目が高まっている。2018年最初の話題性として関連銘柄が物色対象となる可能性があるため、ここはしっかりと押さえておきたい。
〇文学への関心が高まれば書店ビジネスなどに追い風が吹く
芥川賞や直木賞の受賞作発表をきっかけに、幅広い層が文学に対して大きな関心を持つことがある。受賞作を購入するために書店に足を運ぶ人が増えれば、書店ビジネスにとって追い風となる。
また、書籍への関心が高まれば新刊本を販売する書店だけでなく、リーズナブルに書籍を購入できる古本店にも来客増などの恩恵がもたらされる可能性があるだろう。インターネットメディアが発達を続けている現在では、紙の書籍はもちろん、電子書籍にすら接する機会が少ない人も少なくないが、SNS等でも話題となる候補作・受賞作が出てくれば書籍売上増が期待できる。
また、芥川賞・直木賞の選考会はいずれも築地の新喜楽で実施されることから、築地への注目度が高まることも考えられる。
〇かつての受賞作や2017年下半期の受賞候補作関連銘柄にも要注目
芥川賞や直木賞の受賞作の中には、世の中にブームをもたらしたケースがある。
例えば、2016年上半期に芥川賞を受賞した「コンビニ人間」は、コンビニ店員として活躍してきた女性を主人公とするリアリティあふれる世界を描いたことから注目を集めた。現代ならではの文学作品が2017年下半期も芥川賞や直木賞を受賞することとなれば、作品世界の場面設定などから想起される銘柄に資金が流入することも考えられる。
また、2017年下半期の直木賞候補作には、ミュージシャンとしてSEKAI NO OWARIで活躍する藤崎彩織さんの「ふたご」が含まれている。ミュージシャンが書いた小説が直木賞の候補となっていることが注目されれば、音楽ビジネスを手がける銘柄に物色対象が広がることもあり得る。
〇関連銘柄が注目されている点
2017年下半期の受賞作決定が近づいていることから注目を集めている芥川賞直木賞関連銘柄。活字を読む人が減少傾向にある中で、芥川賞や直木賞の発表は書店ビジネスを展開する企業にとって貴重なビジネスチャンスを生んでくれる。
書店銘柄に注目が集まれば、割安放置されてきた銘柄を中心に、株価が上昇する可能性がある。書店ビジネスを展開する企業のみならず、ミリオンセラーが出れば印刷ビジネスが恩恵を受けられるほか、芥川賞や直木賞の候補作の作者に対する注目が集まることも考えられる。
2016年の「コンビニ人間」のように、現代社会ならではの文学作品の受賞が決まれば、作品の世界観と関連する銘柄に買いが集まることもあろう。
芥川賞直木賞関連銘柄には、普段はあまりテーマ性が意識されることのない銘柄が多いため、テーマ株として注目度が高まれば急ピッチで株価が上昇することにも期待したい。
○芥川賞直木賞関連銘柄
<3159>丸善CHIホールディングス
芥川賞や直木賞の選考や受賞作への関心が高まれば、書籍売上の急増に期待できる。普段は注目度が決して高くない無配銘柄だけに、テーマ性が意識されれば株価が大きく動くチャンスもある。
<9978>文教堂HD
書籍販売が全国的に伸び悩む中、芥川賞直木賞関連銘柄として物色対象となれば、値動きの軽さに期待したい。
<7860>エイベックス
レコードビジネスからスタートし、近年では映像配信等にも取り組んでいる。2017年下半期直木賞の候補作の1つ「ふたご」の作者が人気バンドSEKAI NO OWARIのミュージシャンであることから、音楽ビジネスを手がけるエイベックスにも関心が向かう可能性がある。
〇芥川賞直木賞関連銘柄・福ちゃん的まとめ
芥川賞直木賞関連銘柄は、受賞作決定が近づくにつれて注目度アップに期待できる。短期的なテーマ性が強い銘柄が多いことから、売買タイミングを上手く見計らって利益を確保したいところだ。
このほかにも様々なテーマ株における銘柄紹介をブログにて定期的におこなっている。検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらって是非ともチェックして欲しい。
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執筆者名:株大臣福ちゃん
ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議
<WA>
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※2018年1月11日13時に執筆
芥川賞・直木賞はいずれも優れた文学作品に贈られる賞で、それぞれ年2回発表がある。選考会も近づいてきており、直木賞・芥川賞の受賞候補作への注目が高まっている。2018年最初の話題性として関連銘柄が物色対象となる可能性があるため、ここはしっかりと押さえておきたい。
〇文学への関心が高まれば書店ビジネスなどに追い風が吹く
芥川賞や直木賞の受賞作発表をきっかけに、幅広い層が文学に対して大きな関心を持つことがある。受賞作を購入するために書店に足を運ぶ人が増えれば、書店ビジネスにとって追い風となる。
また、書籍への関心が高まれば新刊本を販売する書店だけでなく、リーズナブルに書籍を購入できる古本店にも来客増などの恩恵がもたらされる可能性があるだろう。インターネットメディアが発達を続けている現在では、紙の書籍はもちろん、電子書籍にすら接する機会が少ない人も少なくないが、SNS等でも話題となる候補作・受賞作が出てくれば書籍売上増が期待できる。
また、芥川賞・直木賞の選考会はいずれも築地の新喜楽で実施されることから、築地への注目度が高まることも考えられる。
〇かつての受賞作や2017年下半期の受賞候補作関連銘柄にも要注目
芥川賞や直木賞の受賞作の中には、世の中にブームをもたらしたケースがある。
例えば、2016年上半期に芥川賞を受賞した「コンビニ人間」は、コンビニ店員として活躍してきた女性を主人公とするリアリティあふれる世界を描いたことから注目を集めた。現代ならではの文学作品が2017年下半期も芥川賞や直木賞を受賞することとなれば、作品世界の場面設定などから想起される銘柄に資金が流入することも考えられる。
また、2017年下半期の直木賞候補作には、ミュージシャンとしてSEKAI NO OWARIで活躍する藤崎彩織さんの「ふたご」が含まれている。ミュージシャンが書いた小説が直木賞の候補となっていることが注目されれば、音楽ビジネスを手がける銘柄に物色対象が広がることもあり得る。
〇関連銘柄が注目されている点
2017年下半期の受賞作決定が近づいていることから注目を集めている芥川賞直木賞関連銘柄。活字を読む人が減少傾向にある中で、芥川賞や直木賞の発表は書店ビジネスを展開する企業にとって貴重なビジネスチャンスを生んでくれる。
書店銘柄に注目が集まれば、割安放置されてきた銘柄を中心に、株価が上昇する可能性がある。書店ビジネスを展開する企業のみならず、ミリオンセラーが出れば印刷ビジネスが恩恵を受けられるほか、芥川賞や直木賞の候補作の作者に対する注目が集まることも考えられる。
2016年の「コンビニ人間」のように、現代社会ならではの文学作品の受賞が決まれば、作品の世界観と関連する銘柄に買いが集まることもあろう。
芥川賞直木賞関連銘柄には、普段はあまりテーマ性が意識されることのない銘柄が多いため、テーマ株として注目度が高まれば急ピッチで株価が上昇することにも期待したい。
○芥川賞直木賞関連銘柄
<3159>丸善CHIホールディングス
芥川賞や直木賞の選考や受賞作への関心が高まれば、書籍売上の急増に期待できる。普段は注目度が決して高くない無配銘柄だけに、テーマ性が意識されれば株価が大きく動くチャンスもある。
<9978>文教堂HD
書籍販売が全国的に伸び悩む中、芥川賞直木賞関連銘柄として物色対象となれば、値動きの軽さに期待したい。
<7860>エイベックス
レコードビジネスからスタートし、近年では映像配信等にも取り組んでいる。2017年下半期直木賞の候補作の1つ「ふたご」の作者が人気バンドSEKAI NO OWARIのミュージシャンであることから、音楽ビジネスを手がけるエイベックスにも関心が向かう可能性がある。
〇芥川賞直木賞関連銘柄・福ちゃん的まとめ
芥川賞直木賞関連銘柄は、受賞作決定が近づくにつれて注目度アップに期待できる。短期的なテーマ性が強い銘柄が多いことから、売買タイミングを上手く見計らって利益を確保したいところだ。
このほかにも様々なテーマ株における銘柄紹介をブログにて定期的におこなっている。検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらって是非ともチェックして欲しい。
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執筆者名:株大臣福ちゃん
ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議
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