注目銘柄ダイジェスト(前場):SANTEC、ADWAYS、日電硝など
[18/02/06]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
SANTEC<6777>:1238円( − )
ストップ安売り気配。17年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比19.8%増の5.53億円で着地した。採算性の高い光測定器関連事業の売上比率が高まった。ただ、増益率は4-9月期(同142.6%増)より大幅に縮小しており、ネガティブ視されているようだ。18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比11.7%増の7.10億円とする従来予想を据え置いている。
ADWAYS<2489>:558円( − )
ストップ安売り気配。17年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比2.2倍の3.44億円で着地した。ただ、10-12月期の3カ月のみ見ると0.32億円の営業赤字となり、7-9月期(2.14億円の営業黒字)から損益が悪化する格好となった。国内事業での売上減や販管費の増加などが響いたもよう。18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比77.4%増の5.60億円とする従来予想を据え置いている。
日電硝<5214>:3610円(-635円)
大幅に3日続落。前日発表した決算がネガティブ視されている。17年12月期営業利益は322億円で前期比64.5%増となり、従来予想(320億円)水準で着地した。LCD用基板ガラスの出荷好調などが大幅増益につながった。ただ、18年12月期は310億円で同3.7%減との見通しを示している。米国子会社ののれん償却などはあるが、減益見通しは想定外との見方が強いようだ。
綜研化学<4972>:2590円(+256円)
一時2789円まで急伸し昨年来高値を更新。17年4-12月期(第3四半期累計)決算とともに、18年3月期業績予想の上方修正と増配を発表している。第3四半期累計の営業利益は前年同期比30.0%増の22.23億円で着地した。通期営業利益見通しについては従来の24.00億円から29.00億円(前期は22.87億円)へと引き上げた。期末配当予想も1株当たり40.00円から70.00円(うち特別配当10.00円、記念配当10.00円)に増額している。
パナソニック<6752>:1563.5円(-46.5円)
3日続落。前日に第3四半期決算を発表している。10-12月期営業利益は1201億円で前年同期比23%増となり、1000億円超との市場予想を上回って着地した。通期予想は3350億円から3500億円と市場予想水準まで上方修正し、前期比で5円の増配も発表している。決算数値はポジティブだが、注目度の高い二次電池事業の下方修正はやや懸念されているもよう。地合いの悪化には抗い切れない形となっている。
シグマクシス<6088>:1577円(+164円)
4日ぶり大幅反発で東証1部上昇率トップ。前日に発表した第3四半期決算がポジティブ視されている。累計経常利益は8.3億円で前年同期比69%増となり、通期計画レンジ平均10.0億円に達する進捗率は83%に達している。また、10-12月期は同97%増と増益率が拡大している。多様な案件の領域で受注が拡大しているほか、デジタル
サービスについても収益貢献が進みつつあるもよう。
JXTG<5020>:665.7円(-44.5円)
大幅に3日続落。18年3月期営業利益は前期比約2割増の4500億円前後となり、従来予想を500億円程度上振れるとの観測報道が伝わっている。想定以上の原油価格上昇で在庫評価益が膨らむもよう。ただ、マージンの拡大傾向とあわせて業績上振れは想定線であり、地合い悪化のなかで当面の出尽くし感へとつながっている。原油相場も大幅に下げており、石油・石炭製品は業種別下落率上位となっている。
三菱UFJ<8306>:779円(-41.9円)
大幅に3日続落。前日の米国市場ではNYダウが急落して過去最大の下げ幅を記録し、東京市場もこれにつれて急落の展開となっている。全体相場の動きにマインドが左右されやすい銀行株だが、米国市場でも金融株の下げが目立っていただけに、現在は全面安商状となっている。世界株安によるリスクオフの流れが、長期金利の上昇を抑制させるとの見方などもネガティブに捉えられているようだ。
GMOペパボ<3633>:3400円(+230円)
買い優勢。17年12月期決算を発表している。営業利益は前期比6.6%増の1.43億円となり、従来予想(1.00億円)から一転して増益を確保した。期末配当予想も従来の19.00円から25.00円(前期は30.00円)に増額している。また、18年12月期の通期業績については営業利益で同2.3倍の3.30億円との見通しを示しており、ポジティブ視されているようだ。ホスティング事業とハンドメイド事業が業績をけん引する。
<ST>
ストップ安売り気配。17年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比19.8%増の5.53億円で着地した。採算性の高い光測定器関連事業の売上比率が高まった。ただ、増益率は4-9月期(同142.6%増)より大幅に縮小しており、ネガティブ視されているようだ。18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比11.7%増の7.10億円とする従来予想を据え置いている。
ADWAYS<2489>:558円( − )
ストップ安売り気配。17年4-12月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比2.2倍の3.44億円で着地した。ただ、10-12月期の3カ月のみ見ると0.32億円の営業赤字となり、7-9月期(2.14億円の営業黒字)から損益が悪化する格好となった。国内事業での売上減や販管費の増加などが響いたもよう。18年3月期の通期業績については、営業利益で前期比77.4%増の5.60億円とする従来予想を据え置いている。
日電硝<5214>:3610円(-635円)
大幅に3日続落。前日発表した決算がネガティブ視されている。17年12月期営業利益は322億円で前期比64.5%増となり、従来予想(320億円)水準で着地した。LCD用基板ガラスの出荷好調などが大幅増益につながった。ただ、18年12月期は310億円で同3.7%減との見通しを示している。米国子会社ののれん償却などはあるが、減益見通しは想定外との見方が強いようだ。
綜研化学<4972>:2590円(+256円)
一時2789円まで急伸し昨年来高値を更新。17年4-12月期(第3四半期累計)決算とともに、18年3月期業績予想の上方修正と増配を発表している。第3四半期累計の営業利益は前年同期比30.0%増の22.23億円で着地した。通期営業利益見通しについては従来の24.00億円から29.00億円(前期は22.87億円)へと引き上げた。期末配当予想も1株当たり40.00円から70.00円(うち特別配当10.00円、記念配当10.00円)に増額している。
パナソニック<6752>:1563.5円(-46.5円)
3日続落。前日に第3四半期決算を発表している。10-12月期営業利益は1201億円で前年同期比23%増となり、1000億円超との市場予想を上回って着地した。通期予想は3350億円から3500億円と市場予想水準まで上方修正し、前期比で5円の増配も発表している。決算数値はポジティブだが、注目度の高い二次電池事業の下方修正はやや懸念されているもよう。地合いの悪化には抗い切れない形となっている。
シグマクシス<6088>:1577円(+164円)
4日ぶり大幅反発で東証1部上昇率トップ。前日に発表した第3四半期決算がポジティブ視されている。累計経常利益は8.3億円で前年同期比69%増となり、通期計画レンジ平均10.0億円に達する進捗率は83%に達している。また、10-12月期は同97%増と増益率が拡大している。多様な案件の領域で受注が拡大しているほか、デジタル
サービスについても収益貢献が進みつつあるもよう。
JXTG<5020>:665.7円(-44.5円)
大幅に3日続落。18年3月期営業利益は前期比約2割増の4500億円前後となり、従来予想を500億円程度上振れるとの観測報道が伝わっている。想定以上の原油価格上昇で在庫評価益が膨らむもよう。ただ、マージンの拡大傾向とあわせて業績上振れは想定線であり、地合い悪化のなかで当面の出尽くし感へとつながっている。原油相場も大幅に下げており、石油・石炭製品は業種別下落率上位となっている。
三菱UFJ<8306>:779円(-41.9円)
大幅に3日続落。前日の米国市場ではNYダウが急落して過去最大の下げ幅を記録し、東京市場もこれにつれて急落の展開となっている。全体相場の動きにマインドが左右されやすい銀行株だが、米国市場でも金融株の下げが目立っていただけに、現在は全面安商状となっている。世界株安によるリスクオフの流れが、長期金利の上昇を抑制させるとの見方などもネガティブに捉えられているようだ。
GMOペパボ<3633>:3400円(+230円)
買い優勢。17年12月期決算を発表している。営業利益は前期比6.6%増の1.43億円となり、従来予想(1.00億円)から一転して増益を確保した。期末配当予想も従来の19.00円から25.00円(前期は30.00円)に増額している。また、18年12月期の通期業績については営業利益で同2.3倍の3.30億円との見通しを示しており、ポジティブ視されているようだ。ホスティング事業とハンドメイド事業が業績をけん引する。
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