今日の為替市場ポイント:日銀金融政策決定会合の結果判明を待つ状況
[18/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
30日のドル・円相場は、東京市場では110円89銭から111円17銭まで反発。欧米市場でドルは111円13銭から110円92銭まで下落し、111円04銭で取引を終えた。
本日31日のドル・円は、111円を挟んだ水準で推移か。日本銀行金融政策決定会合の結果判明を待つ状況となるが、金融緩和策の縮小に向けた政策変更はないとみられており、リスク回避的なドル売り・円買いがさらに広がる可能性は低いとみられる。
日本銀行は、今回の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の副作用(金融機関の業績悪化や日本国債の運用難など)を弱めるため、現行の金融緩和策を調整するとみられている。日銀は長期金利の小幅な上昇を容認するとみられているが、上限は0.1%近辺にとどまる可能性が高い。2019年度の物価見通しは下方修正される見込みであり、市場がこの点に注目した場合、リスク選好的なドル買い・円売りが再び活発となってもおかしくない。
<CS>
本日31日のドル・円は、111円を挟んだ水準で推移か。日本銀行金融政策決定会合の結果判明を待つ状況となるが、金融緩和策の縮小に向けた政策変更はないとみられており、リスク回避的なドル売り・円買いがさらに広がる可能性は低いとみられる。
日本銀行は、今回の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の副作用(金融機関の業績悪化や日本国債の運用難など)を弱めるため、現行の金融緩和策を調整するとみられている。日銀は長期金利の小幅な上昇を容認するとみられているが、上限は0.1%近辺にとどまる可能性が高い。2019年度の物価見通しは下方修正される見込みであり、市場がこの点に注目した場合、リスク選好的なドル買い・円売りが再び活発となってもおかしくない。
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