積極的な売買は手がけにくい展開
[19/01/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日のマザーズ先物は、サンバイオ<4592>株の急落が続くなか、積極的な売買は手がけにくい展開となりそうだ。前日のマザーズ先物は、新薬候補の臨床試験結果が嫌気されたサンバイオ株に対して個人投資家中心に失望売りが殺到し、マザーズ先物にもヘッジ売りが膨らんだことから、売買を一時中断する措置であるサーキットブレーカー措置が発動する場面もあった。サンバイオ株が本日も下げ基調となることが想定されるなか、他のバイオ関連株の下落を巻き込み、投資マインドには至らないとみられる。また、米中の閣僚級による通商協議の行方も気掛かりで、関連報道に注意を払いながらの動きが想定されよう。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、利上げ打ち止めの可能性を示唆し、米国株は大幅に続伸したため、中小型株の決算内容を吟味しながら個別対応が活発化する展開が想定されるなか、個人投資家によるマザーズ先物に対する自律反発を狙った売買も多少程度出てくる可能性はある。上値のメドは850.0pt、下値のメドは830.0ptとする。
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