NY債券:弱含み、米中の貿易協議に進展期待
[19/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
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29日の米国長期債相場は弱含み。米中の閣僚級貿易協議での進展に加え、米2月新築住宅販売件数や3月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に改善したことなどから、利回りがやや上昇した。なお、4月3日には中国の劉鶴副首相率いる代表団がワシントンを訪問する。閣僚級協議がワシントンで再開されるため、米中貿易協議の行方にも引き続き注目が集まる。中国、北京で開催されていた米中貿易協議は29日に終了。中国の地元紙も協議に新たな進展があったと報じ、合意に向けて前進したとの期待が強まった。
2年債利回りは2.26%(前日比:+2bp)、10年債利回りは2.41%(同比:+2bp)、30年債利回りは2.81%(同比:-1bp)で取引を終えた。
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