豪ドル週間見通し:伸び悩みか、中立姿勢から利下げ方向への転換示唆も
[19/03/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■反発、米中貿易協議への期待が下支え
先週の豪ドル・円は反発。豪準備銀行(中央銀行)のエリス総裁補は、労働市場の堅調さが誇張されているのではないかとの見方を否定したことが好感された。米国の政治不安は後退したこと、米中貿易協議で中国側が譲歩するとの思惑が豪ドル買いにつながった。取引レンジ:77円54銭-79円00銭。
■伸び悩みか、中立姿勢から利下げ方向への転換示唆も
今週の豪ドル・円は伸び悩みか。豪準備銀行(中央銀行)理事会が注目される。政策金利(1.50%)は据え置きが予想されるが、米国、ユーロ圏、NZは利上げ方針を後退させ、一部は利下げに傾斜していることから、豪準備銀行は中立姿勢から利下げ方向への転換を示唆する可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・2日:豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
・3日:2月小売売上高(1月:前月比+0.1%)
・3日:2月貿易収支(1月:+45.49億豪ドル)
・予想レンジ:77円50銭-79円00銭
<FA>
先週の豪ドル・円は反発。豪準備銀行(中央銀行)のエリス総裁補は、労働市場の堅調さが誇張されているのではないかとの見方を否定したことが好感された。米国の政治不安は後退したこと、米中貿易協議で中国側が譲歩するとの思惑が豪ドル買いにつながった。取引レンジ:77円54銭-79円00銭。
■伸び悩みか、中立姿勢から利下げ方向への転換示唆も
今週の豪ドル・円は伸び悩みか。豪準備銀行(中央銀行)理事会が注目される。政策金利(1.50%)は据え置きが予想されるが、米国、ユーロ圏、NZは利上げ方針を後退させ、一部は利下げに傾斜していることから、豪準備銀行は中立姿勢から利下げ方向への転換を示唆する可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・2日:豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
・3日:2月小売売上高(1月:前月比+0.1%)
・3日:2月貿易収支(1月:+45.49億豪ドル)
・予想レンジ:77円50銭-79円00銭
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