マザーズ先物見通し:米株安を受けて反落か
[19/07/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日のマザーズ先物は、前日の米国株安や円高傾向を背景に買い見送り気分が強まりそうだ。前日の米国市場は、30日に再開された米中通商協議に対する警戒感から売りが先行し、米国主要株価指数は反落した。シカゴの日経225先物も下落し、日経平均も反落スタートとなりそうで、マザーズ先物にもヘッジ売りが始まりそうだ。国内主要企業の2019年4-6月期決算発表がピークを迎えるなか、前日はソニー<6758>や任天堂<7974>などの主要企業が発表した。決算を受けて、前日の米国市場ではソニーが6%近く上昇した一方、任天堂は2%程度下落した。ソニー高を映して半導体関連などテクノロジーセクターに買い気が広がれば、マザーズ市場にもプラスに働くだろう。ただ、31日に判明する米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見、これらを受けた米国市場の動きも気がかりで、「積極的にポジションを傾けづらい」との見方も残る。
このため、全般は模様眺めムードの強い展開が想定され、下げも限定的にとどまると予想される。上値のメドは880.0pt、下値のメドは870.0ptとする。
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このため、全般は模様眺めムードの強い展開が想定され、下げも限定的にとどまると予想される。上値のメドは880.0pt、下値のメドは870.0ptとする。
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