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本日のマザーズ先物は、外部環境の落ち着きを背景に底堅い動きとなりそうだ。前日の米国市場では、注目された米連邦公開市場委員会（FOMC）で政策金利が引き下げられたものの、パウエル議長が今後の利上げには大幅なインフレ率上昇が必要になるとの認識を示し、主要3指数は揃って反発。この流れから、シカゴの日経225先物も前日の大阪取引所終値を上回って終了しており、マザーズ先物に対しても支援材料として意識されよう。また、円相場が1ドル＝108円台後半で落ち着いていることも、個人投資家心理を下支えするとみられる。マザーズ市場の物色としても、直近IPO銘柄に対するセカンダリー対応や、時価総額上位銘柄の一角の戻り基調は継続する可能性がある。ただ、主要市場である東証1部市場上場企業の決算発表が本格化するなか、市場の関心は活発化する決算内容を受けた個別物色に向かいやすく、買い一巡後のマザーズ先物には模様眺めムードが広がりそうだ。上値のメドは865.0pt、下値のメドは850.0ptとする。


＜SK＞