東京為替:ドル・円は弱含み、日本株の大幅安で円買い優勢に
[20/02/28]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
28日の東京市場でドル・円は弱含み。朝方の取引で109円68銭まで切り上げた後、日経平均株価の21000円割れの場面で日本株安を嫌気した円買いが優勢となりドルは109円を下抜けた。その後日本株は下げ渋ったが、米株式先物の軟調地合いや米10年債利回りの低下が続き、ドルは108円79銭まで売り込まれた。
・ユーロ・円は120円66銭から119円69銭まで値を下げた。
・ユーロ・ドルは1.0982ドルから1.1008ドルまで上昇した。
・17時時点:ドル・円108円80-90銭、ユーロ・円119円80-90銭
・日経平均株価:始値21518.01円、高値21528.13円、安値20916.40円、終値21142.96円(前日比805.27円安)
【要人発言】
・トランプ米大統領
「政府は新型肺炎に対して素晴らしい仕事をしている」
「中国国家主席とは定期的に連絡を取っている」
「中国での感染者数の増加ペースは収まってきているようだ」
・カーニー英中銀総裁
「新型コロナウイルスの影響で英国の経済成長が下振れする可能性も」
・麻生財務相
「(円高・株安に関し)大きな影響を与えるか今の時点では言えない」
【経済指標】
・日・1月有効求人倍率:1.49倍(予想:1.57倍、12月:1.57倍)
・日・1月失業率:2.4%(予想:2.2%、12月:2.2%)
・日・2月東京都区部消費者物価指数(生鮮品除く) :前年比+0.5%(予想:+0.6%、1月:+0.7%)
・日・1月鉱工業生産速報値:前月比+0.8%(予想:+0.2%、12月:+1.2%)
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