豪ドル週間見通し:横ばいか、豪準備銀行(中央銀行)理事会に注目
[20/02/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
■大幅下落、世界株安を嫌気して一時70円を下回る
先週の豪ドル・円は大幅下落。新型コロナウイルスの感染が米国内で拡大する可能性も警告され、世界経済への打撃懸念により世界同時株安となったことから、リスク回避の円買いが強まった。モリソン豪首相は「約10年ぶりの財政黒字化目標は、新型ウイルスの影響で未達となる可能性もある」と述べたことも嫌気されたようだ。取引レンジ:69円38銭-73円91銭。
■横ばいか、豪準備銀行(中央銀行)理事会に注目
今週の豪ドル・円は横ばいか。新型コロナウイルスの感染がさらに広がる可能性が警戒され、経済活動の抑制による株価や商品価格の先安思惑から豪ドル売り、円買い基調が続くとみられる。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利(0.75%)を据え置きとしても、今後の利下げに前向きな姿勢を示す可能性がある。10-12月期国内総生産(GDP)などの発表も材料になる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・3日:豪準備銀行が政策金利発表
・3日:10-12月期経常収支(7-9月期:+79億豪ドル)
・4日:10-12月期国内総生産(GDP)(7-9月期:前年比+1.7%)
・5日:1月貿易収支(12月:+52.23億豪ドル)
・6日:1月小売売上高(12月:前月比-0.5%)
予想レンジ:68円00銭-72円00銭
<FA>
先週の豪ドル・円は大幅下落。新型コロナウイルスの感染が米国内で拡大する可能性も警告され、世界経済への打撃懸念により世界同時株安となったことから、リスク回避の円買いが強まった。モリソン豪首相は「約10年ぶりの財政黒字化目標は、新型ウイルスの影響で未達となる可能性もある」と述べたことも嫌気されたようだ。取引レンジ:69円38銭-73円91銭。
■横ばいか、豪準備銀行(中央銀行)理事会に注目
今週の豪ドル・円は横ばいか。新型コロナウイルスの感染がさらに広がる可能性が警戒され、経済活動の抑制による株価や商品価格の先安思惑から豪ドル売り、円買い基調が続くとみられる。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利(0.75%)を据え置きとしても、今後の利下げに前向きな姿勢を示す可能性がある。10-12月期国内総生産(GDP)などの発表も材料になる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・3日:豪準備銀行が政策金利発表
・3日:10-12月期経常収支(7-9月期:+79億豪ドル)
・4日:10-12月期国内総生産(GDP)(7-9月期:前年比+1.7%)
・5日:1月貿易収支(12月:+52.23億豪ドル)
・6日:1月小売売上高(12月:前月比-0.5%)
予想レンジ:68円00銭-72円00銭
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