東京金概況:小幅に上昇、リスクオンムード高まる中こう着感強いられる展開
[20/04/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:5873円(前日日中取引終値比↑42円)
・推移レンジ:5856円-5875円
30日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は小幅に上昇した。新型コロナウイルス治療薬として期待されている米ギリアド社のレムデシビルの臨床試験で肯定的な効果が確認されたことなどを好感して、前日の米国市場では主要株価指数が大きく上昇していた。この流れを受けて、日経平均が節目の20000円を軽く超える20105.68円からスタートし、高いところでは600円近くまで上げ幅を広げる場面がみられるなど、市場では株式を中心にリスクオンムードが高まる展開となった。こうした背景の下、1ドル=106円50銭台まで進んだ円高基調も相まって安全資産である東京金先物はこう着感を強いられる格好となった。ただ、国内では、緊急事態宣言の延長観測もあったことから、先行き警戒感も依然としてあり、金が大きく売り込まれるといった展開にはならず、結局、小幅に上昇となった。
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・推移レンジ:5856円-5875円
30日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は小幅に上昇した。新型コロナウイルス治療薬として期待されている米ギリアド社のレムデシビルの臨床試験で肯定的な効果が確認されたことなどを好感して、前日の米国市場では主要株価指数が大きく上昇していた。この流れを受けて、日経平均が節目の20000円を軽く超える20105.68円からスタートし、高いところでは600円近くまで上げ幅を広げる場面がみられるなど、市場では株式を中心にリスクオンムードが高まる展開となった。こうした背景の下、1ドル=106円50銭台まで進んだ円高基調も相まって安全資産である東京金先物はこう着感を強いられる格好となった。ただ、国内では、緊急事態宣言の延長観測もあったことから、先行き警戒感も依然としてあり、金が大きく売り込まれるといった展開にはならず、結局、小幅に上昇となった。
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