東京金概況:下落、一層進む国内経済活動再開を好感する動きが優勢に
[20/05/29]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
TOCOM金 21年4月限・日中取引終値:5933円(前日日中取引終値↓46円)
・推移レンジ:高値5979円-安値5925円
29日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は下落した。本日の金先物は、日中取引開始直後こそは香港を巡る米中対立の激化懸念が燻っていたことから、逃避資産としての需要から買われた。ただ、東京都が週明けの6月1日から要請緩和の第2段階に移行することを決めるなど本格的な経済活動を再開する動きが広がっていることや、日銀のETF買いへの期待感から日経平均など株式のリスク資産が底堅い動きをみせたことから、金の安全資産としての逃避的需要も弱まった。また、為替が朝方の1ドル=107円台後半よりもやや円高方向に推移したことも金先物の重しとなった。
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・推移レンジ:高値5979円-安値5925円
29日の東京商品取引所(TOCOM)金先物(期先:21年4月限)は下落した。本日の金先物は、日中取引開始直後こそは香港を巡る米中対立の激化懸念が燻っていたことから、逃避資産としての需要から買われた。ただ、東京都が週明けの6月1日から要請緩和の第2段階に移行することを決めるなど本格的な経済活動を再開する動きが広がっていることや、日銀のETF買いへの期待感から日経平均など株式のリスク資産が底堅い動きをみせたことから、金の安全資産としての逃避的需要も弱まった。また、為替が朝方の1ドル=107円台後半よりもやや円高方向に推移したことも金先物の重しとなった。
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