米国株見通し:伸び悩みか、治安の悪化や重要経済指標を見極め
[20/08/31]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(15 時40分現在)
S&P500先物 3,515.88(+11.38)
ナスダック100先物 12,057.62 (+65.87)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は80ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持しており、今晩の米株式市場は買いが先行しそうだ。
28日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは反発で最高値を更新し、ダウは161ドル高で続伸。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日の講演で一時的に2%超の物価上昇を容認する新たな政策方針を発表。また、長期間にわたる緩和的な政策を維持する方針を示したことで、ハイテク関連を中心に幅広い買いにつながった。この日発表された個人消費支出が底堅い内容となり、消費の改善への思惑も買いを誘った。
本日は材料難のなか、売りは後退しそうだ。FRBの緩和的な金融政策方針の堅持を背景に引き続き買いが入りやすい。また、NY原油先物(WTI)の高値圏推移も支援材料に。ただ、週末にオレゴン州で黒人の人権擁護団体とトランプ大統領の支持勢力が衝突し、治安の悪化や大統領選の不透明感が買いを抑制する可能性があろう。また、先行きへの過度な悲観論は後退するものの、ISM製造業景況指数や雇用統計など今週発表の重要経済指標を控え、内容を見極めたいムードも広がる。
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S&P500先物 3,515.88(+11.38)
ナスダック100先物 12,057.62 (+65.87)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は80ドル高。NY原油先物(WTI)は高値圏を維持しており、今晩の米株式市場は買いが先行しそうだ。
28日の取引で主要3指数はまちまち。ナスダックは反発で最高値を更新し、ダウは161ドル高で続伸。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日の講演で一時的に2%超の物価上昇を容認する新たな政策方針を発表。また、長期間にわたる緩和的な政策を維持する方針を示したことで、ハイテク関連を中心に幅広い買いにつながった。この日発表された個人消費支出が底堅い内容となり、消費の改善への思惑も買いを誘った。
本日は材料難のなか、売りは後退しそうだ。FRBの緩和的な金融政策方針の堅持を背景に引き続き買いが入りやすい。また、NY原油先物(WTI)の高値圏推移も支援材料に。ただ、週末にオレゴン州で黒人の人権擁護団体とトランプ大統領の支持勢力が衝突し、治安の悪化や大統領選の不透明感が買いを抑制する可能性があろう。また、先行きへの過度な悲観論は後退するものの、ISM製造業景況指数や雇用統計など今週発表の重要経済指標を控え、内容を見極めたいムードも広がる。
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