マザーズ先物見通し:続落、材料難で上値の重い値動き
[20/10/19]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
本日のマザーズ先物は続落が予想される。16日の米国市場は、9月小売売上高や10月ミシガン大消費者信頼感指数速報値の予想以上の改善に加え、新型ウイルスワクチン開発の一段の前進を好感し上昇して寄り付いた。しかし、9月鉱工業生産が予想外のマイナスに落ち込んだほか高値からはハイテク株中心に利益確定売りも目立ち、引けにかけて上げ幅を縮小した。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは下落となった。本日のマザーズ先物はナイトセッションが堅調に推移したものの、米国市場でナスダックが下落したことで続落でのスタートが予想される。日銀総裁がG30のオンライン会合で、金融政策と政府の構造改革の連携Tが重要と述べ、日本政府のデジタル政策への期待感を示したと時事通信が報じている。このことで、AIinside<4488>などデジタル行政関連銘柄が先物を下支えすることが期待される。しかし、全体としては、材料難で上値の重い値動きが続きそうだ。本日の上値のメドは1330.0pt、下値のメドは1250.0ptとする。
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