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米国株見通し:自律反発か、GDPの急回復を好感

注目トピックス 市況・概況
(15時30分現在)
S&P500先物      3,309.88(+46.38)
ナスダック100先物  11,291.00(+158.25)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は大幅高、NYダウ先物は400ドル高。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。


28日の取引で主要3指数は急落。4日続落のダウは900ドル超安の26500ドル台に下げ、S&Pとナスダックも3%超の大幅安となった。新型コロナウイルスの欧米でのまん延が深刻化するなか、主要都市の封鎖による景気回復の鈍化が懸念された。また、追加経済対策は与野党協議が暗礁に乗り上げ、大統領選前の成立はほぼ絶望的となり、早期実施期待の後退で売りが優勢に。大統領選を前に積極的な買いは手控えられ、主力銘柄の下落が指数の下げを主導した。


本日は自律反発の見通し。前日の大幅安で割安感の生じた銘柄への買いが先行しそうだ。また、注目の7-9月期国内総生産(GDP)は前回の記録的な下げを帳消しにする内容が見込まれ、早期回復観測が買いを後押し。アップル、アマゾン、アルファベット(グーグル)、フェイスブックなど有力企業の決算発表で業績改善が示されれば、相場をけん引しよう。ただ、コロナまん延による制限措置や大統領選の不透明感で買いは慎重になりやすく、株価の上昇は限定的とみる。






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