今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低い見通し
[20/10/30]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
ユーロ・ドルは、1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、1.2537ドル(2018/01/25)まで上昇。英国民投票で欧州連合(EU)からの離脱が決定し、ユーロ・円は一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後114円85銭(2017/04/17)まで戻し、さらに137円50銭(2018/2/2)まで買われた。ユーロ圏諸国におけるウイルス感染の再拡大によって、フランスやドイツなどの経済活動や一般市民の行動は制限されている。10-12月期のユーロ圏の経済成長率は前期比マイナスとなる可能性があること、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和の可能性は高いことから、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
【ユーロ売り要因】
・英国は通商合意なきEU離脱を選択する可能性
・ウイルス感染の再拡大
・フランス、ドイツで経済規制強化
【ユーロ買い要因】
・米国金利の先高観は一段と後退
・欧州復興基金への期待、ECBによる経済支援的な金融政策
・ウイルスのワクチン開発進展
<FA>
【ユーロ売り要因】
・英国は通商合意なきEU離脱を選択する可能性
・ウイルス感染の再拡大
・フランス、ドイツで経済規制強化
【ユーロ買い要因】
・米国金利の先高観は一段と後退
・欧州復興基金への期待、ECBによる経済支援的な金融政策
・ウイルスのワクチン開発進展
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