米国株見通し:上げ渋りか、買い継続も週末の売りに警戒
[20/11/27]
提供元:株式会社フィスコ
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注目トピックス 市況・概況
(15時20分現在)
S&P500先物 3,629.38(+2.08)
ナスダック100先物 12,185.62(+33.37)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は反発。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
25日の取引で主要3指数はまちまち。ダウは前日に史上初の30000ドル台突破で達成感が広がり、買い後退を受け173ドル安の29872ドルで取引を終えた。ただ、ハイテク株に資金が流入し、ナスダックは下げ渋った。この日発表された経済指標は強弱まちまちとなるなか、新規失業保険申請件数が予想外に増加。12月4日の雇用統計の低調な内容が観測され、感謝祭に伴う休場を控え利益確定売りが指数を下押ししたようだ。
本日は買い先行の見通し。ワクチン開発で早期実用化への期待感から、買いは継続しよう。また、来年のバイデン政権発足に向け、イエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長の財務長官就任への思惑も後押し。ただ、コロナ感染による死者数が5月以来の高水準となるなど被害は深刻化しており、買いを抑制する要因になりやすい。ダウは再び30000ドルの大台に乗せる可能性はあるが、週末の売りで上昇は限定的となりそうだ。
<TY>
S&P500先物 3,629.38(+2.08)
ナスダック100先物 12,185.62(+33.37)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は反発。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
25日の取引で主要3指数はまちまち。ダウは前日に史上初の30000ドル台突破で達成感が広がり、買い後退を受け173ドル安の29872ドルで取引を終えた。ただ、ハイテク株に資金が流入し、ナスダックは下げ渋った。この日発表された経済指標は強弱まちまちとなるなか、新規失業保険申請件数が予想外に増加。12月4日の雇用統計の低調な内容が観測され、感謝祭に伴う休場を控え利益確定売りが指数を下押ししたようだ。
本日は買い先行の見通し。ワクチン開発で早期実用化への期待感から、買いは継続しよう。また、来年のバイデン政権発足に向け、イエレン前連邦準備制度理事会(FRB)議長の財務長官就任への思惑も後押し。ただ、コロナ感染による死者数が5月以来の高水準となるなど被害は深刻化しており、買いを抑制する要因になりやすい。ダウは再び30000ドルの大台に乗せる可能性はあるが、週末の売りで上昇は限定的となりそうだ。
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